人間賛歌・もっちゃん4649

心を育てる詩


学級開きの詩
(2012年の追想)

心を育てる素晴らしい詩と信じて
このサトウハチロウさんの詩をいつもトップに掲げさせていただきました

アクセス解析に連号で ‘学級開きの詩’が並んでいるのを見て
同じブログのミスかも?と 慌てて確かめました

すると 自分史に3回も多用させてもらっていました
2006年10月15日・2006年11月22日・2012年1月28日でした

いかに 生徒の心を育てる素晴らしい力を持つ作品であるか
私の心酔ぶりが伺えますし 自分史の流れの中ですのでご理解くださいね


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学級通信・プチモナミは長男の幼稚園卒業の4月から始めた記憶があります。

長男はアトピーがひどく小児喘息のある虚弱児でしたから夜中の急な発熱で背負って
隣村の医者に連れて行ったり、「今夜が峠です!」と告げられたりで
子育てに大変苦労しました。

卒園式の感激の場面を体験した直後でしたので、我が子を中学校に入学させる親の
格別な感慨を強く感じました。

「どれだけの愛を注ぎ13歳のここまで大きく育てたことか!
一人一人に語り尽くせないドラマがあるはずだ!
大事にお預かりしなければならない!」と気持ちを引き締めたものでした。

学校と家とのパイプ役に学級通信を利用しようと思いつきました。

そしてだんだんと定年までの30年の間に  学年通信・学校通信と
プチモナミと言う名前は 親から子供に受け継がれていきました。

『美しく 自分を 染め上げて下さい 』
新入生の学級通信プチモナミの第1号は決まってこの詩からのスタートでした。


「先生は、今真っ白で汚れのない みんなの前に立っています。
さあ、これからどんな色に染まっていくのか、美しい色にそまって行くのを
楽しみに見ていますよ!」
と 言いながら配布して読み進めました。


『美しく 自分を 染め上げて下さい 』 (サトウハチロウ詩集 第8巻)


赤ちゃんのときは 白
誰でも 白
どんな人でも 白
からだや心が そだって行くのといっしょに
その白を
美しく染めて行く
染めあげていく

毎朝目がさめたら
きょうも一日 ウソのない生活を
おくりたいと祈る
夜 眠るときに
ふりかえって その通りだったら
ありがとうと つぶやく

ひとにはやさしく 自分にはきびしく
これを続けると
白は すばらしい色になる
ひとをいたわり 自分をきたえる
これが重なると
輝きのある色になる

生まれてきたからには
よき方向へ すすめ
体や心を大きくするには
よき道をえらべ
横道はごめんだ
おことわりだ
いそがずに着々と
自分で自分を
美しく より美しく
染めあげてください     

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今日も沢山の元気を届けてくれています(^^♪


薔薇です





ミニバラです





オオヤマレンゲです





薔薇です





山アジサイです





芍薬です





姫ウツギです





黄菖蒲です






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