宝塚を7歳から観ています。ずっと好きです。

最近は、もうずっと大好きだった高汐巴さんの後援会に、入っちゃいましたよ!ペイさんというニックネームですが、ペイさんって、現役のときからずっとオンオフの違いがなく、おしゃれで、面白くって、ほんと大好きです。

ペイさんへの愛はそのまま、、、、そして麻美れいさんもずっと愛してるんですがwww とにかく最近の宝塚もまた、面白いんです。

でもねでもね、やっぱりわたしが素敵だなと思うスターって、いや、素敵なスターはたくさんいますから好みの問題でしょうが、「ものすごく素敵なスター」と「ものすごく良かった舞台」というのはやっぱり、、、、昭和なのよ。

いま、雪組の望海風斗さんが大好きなんですが、彼女がなにがいいって、もちろんルックスも最高、芝居もいい、ダンスもいい、そして歌が最高なんですよね。全部素敵。

最近の宝塚はいいなあと思う人が続いていて、明日海りおさんも全て兼ね備えたスターですごく好きだった。
早霧せいなさんもとても魅力があった。
そう、美弥るりかさんも個性が魅力的!

で、なんでいいかなっていうと、なんというのか、やっぱり男役の美学をしょっているひとがいいんですよ。

あとやっぱり、みんなが痺れる大スターは、ファンを喜ばせたいというサービス精神の塊であることがとても重要というか、いや、ほんと大切だと思うんですよ。

それがね、いま宝塚を観ていると、現役スターでガンガンそれが感じられるのが、望海さんなんですよね。

もちろん、歌もものすごく美味い!それはとても素晴らしいこと。歌劇団なんだから、やっぱり歌って大切!!最近の若手はダンスは誰も上手だし、スタイルも抜群。時々テレビの歌番組の特番に宝塚の男役が出ると、観たことないひとたちはびっくりするでしょう。そう、八頭身なんてもんじゃない。十頭身かというような顔の小ささ、手足の長さ。自分を素敵に見せる様式美を頭の先から爪先まで叩き込まれていて、ちょっと回るだけでも美しい。ちょろい、そこらへんでスカウトされて出てきた芸のない芸能人(すみません辛口で)なんかと全然違いますよ!!

宝塚は厳しい世界!これを生き抜いたひとたちの芸能力なくして、日本の芸能界なんてね、芝居なんか成り立ちませんよ!!!

と、書かせていただいて本題に戻りますけれども、、、、 いや、実を言うと歌が望海さんほどうまくなくても、味がすごくあるスターもいるわけで、そんなスターはそれはそれでよいのです(と偉そうに書いてごめんなさい)。ただ、宝塚の舞台というのは、芝居を見事に演じるのにプラスして、ファンがシビレル、それが欲しいわけですよ!!

それは色々!目線もあれば、そう、掛け声もある。決めポーズ、、、、フランス語でいうところのallureがあるわけです。

最近、名演出家であり脚本家である、柴田侑宏先生が亡くなりました、、、、

それもあり、柴田先生の作品が上演されることもあるわけですが、ここで思うのはですね、柴田作品は昭和の名作。あ、平成も作品もちろんありましたけどね、柴田先生は宝塚の男役が素敵に見える作品というのをたくさん生み出しているんです。昭和に宝塚は完璧になり、それを完璧に保ちつつ、時代と共に生きていっているとわたしは思ってるんです。勝手に。

ダンスなんか最近どんどんよくなりますし、正塚先生、上田先生、素晴らしい作品どんどんできていきます、、、、

だけど、そう、トップスターが背中に背負っているのは大階段でつける羽だけじゃない、オーラがあるんですよ!!

顔が小さくて脚が長いからオーラがあるわけじゃ、ないんですよ!!

先日テレビで懐かしい、順みつきさんのショーが観られたんです。今から見ると、振り付けとかちょっと古い感じですし、ミッキーは、いまの感覚から見ると男役にしては背も高くないし、顔もいまのスターより大きいんです。でも、そんなこという方がばかばかしいんですよ。ミッキーは最高に美しく、その力がみなぎるダンス、情熱的な歌、最高のエンターテイナーなんですよね!!ファンがもう、大喜びして、奇声が上がっちゃう!そんなショーでしたよ。

いまライブビューイングやネット配信で、コロナ禍ではありますが、たくさん逆に舞台が観られるようになりました(だってほんとに切符取れなかったし、、、、)。これ、不幸中の幸い。

それで先日、昔、星組トップスター日向薫さんのお披露目公演だった「炎のボレロ」を新しいキャストで観たときに痛感しました。

素敵な舞台だったんですよ。でもね、全て昔の舞台の方が良かったわけじゃないんですよ、はっきりいって。でも、トップだった日向さんも、そのあとトップになった紫苑ゆうさんも、背を向けたときに、そこに熱い熱い、ファンの目が食い入るように向いていることが感じられる舞台姿だったんだと、いま改めて思うわけなんです。

それこそ魅力の塊とも言えた、わたし、まだすごく子供だったんですが、汀夏子さんなんて、魅力の極みとも言えましたね。忘れられませんよ。舞台がまだドラムの音くらいで、舞台はまだ暗い状態で、そこに汀さんが出てきて、小さく「マ!」みたいな意味不明の(失礼)声を発するだけで、客席はもう「きゃー!!」が聞こえたわけですよw 忘れられませんよ!

汀さんと言えば不良少年。これでもう、ファンはメロメロw
高汐さんと言えば粋の極み。パリの香りがここまで漂ってくる!!
麻美さんと言えばエレガンスの塊!長い脚で歩くだけでもう、大変!!

こういう雰囲気を、スターそれぞれのすごい魅力と個性を、持っていて欲しい。これはやっぱり宝塚の良さだと思うから。

きれいなだけじゃなくて、もうひとつ欲しい!それがいま、平成超えちゃって令和になっちゃった、宝塚に私が望むことでしょうか、、、、

実力もさることながら、望海さんにはしっかり感じられる昭和大スターの味。これ、引き継いでいって欲しい。若い美形のジェンヌのみなさま、よろしくお願いしまーす!!

すみません、中年の戯言なので、最近の宝塚に骨抜きにしびれているかたは、どうぞお許しくださいまし、、、、





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