写楽湯遊

暖かく気持ち良い天気に誘われ、家内と何時もの散歩に出かけた。
桜は時折吹く風に乗って花びらが散っていた。


今日は何時もの散歩と違ってコンビニに立ち寄り、お握りや飲み物をゲットした。
家内の提案でおにぎりを食べながら、散りゆく桜を見る事にしたのだ！
美しい満開状態の桜を見つけ、この下に腰を下ろす事にした。


綺麗に咲き誇っている桜を愛でながら、お握りを頂いた。
コンビニのおにぎりも、青空の下で桜を見ながら食べると一味違って美味しかった。


側にはサクランボの木もあり、沢山の実が付いていた。
もう少し先になるが、真っ赤なサクランボが食べられるのも、散歩の楽しみの一つである。


桜の木の下には土筆が顔を出していた。
少しばかりだが摘み取り持ち帰り、夕食に卵とじで戴いた。
子供のころの懐かしい味を、久し振りに味わった。


先日、友人と花見をした桜は散り、花は残り少なくなっていた。


残った花の蜜を求め、ヒヨドリが飛び交っていた。


間もなく葉桜となり、ヒヨドリも何処かへと去って居なくなるだろう。
気持ち良い春の日差しと風を受け、家内と他愛ない話しをしながら散歩を楽しんだ。