フルートはバッハのヴァイオリン用に作曲された無伴奏パルティータ3番からプレリュードを吹きました。 ブリアコフがフルート用に編曲したものを吹いていて、いいなあと思って練習しました。 フルート用の楽譜がないので、ヴァイオリンのものを使いました。 ブリアコフは編曲といっても同じ調で吹いていて、重音もほとんどなく、フルートでは出ない低い音をオクターブ上げただけで、ヴァイオリンとそれほど違和感がないものです。 緊張して速く吹きすぎ、指を大分間違えました。 低音が良く出るキングウッドで吹きましたが、最低音シは出てくれました。

  フリューゲルホルンでヘンデルのオラトリオ サムソンの中のバスのアリアであるHonor and Armors(名誉と武器)をやりました。 難しくない曲なのでピアノ伴奏は妻にやってもらいました。 家ではサイレントブラスを付けて練習しているので、ホールで思い切り吹け、スカッとしました。 ずっとフルートの演奏を聴いていた聴衆は音の大きさにびっくりしていました。


  フリューゲルホルンは特に高音は唇をマウスピースに押し付けるので、直後はフルートが吹けません。 それによって上唇の筋肉が鍛えられるのか、あるいはフルートのアンブシュアに悪影響があるのか、もう少しやってみようと思っています。 いずれにしてもフリューゲルホルンを吹くとスカッとします。 フルートに比べれば音を出すのが圧倒的に簡単です。 なよなよしたフルートに比べれば男の楽器です。