鳥取県と聞いてワインを連想する人って、多く無いと思います。梨とか白バラ牛乳、・・・松葉ガニとか？
日本ワイン好きの方は、中国地方では最初のワイナリーと言われている「北条ワイン醸造所」は欠かせませんよね。
鳥取砂丘を利用した農業（砂丘農業）による「砂丘ラッキョウ」や「白ネギ」なんかも作っているのですが、実はブドウも砂丘地で作られています。当たり前ですが砂地ですので水はけが抜群に良く、ブドウの適地と言われる「水はけの良く痩せた土壌」に適しているという、まさに唯一無二の、鳥取のテロワールを体現したブドウを作るのが鳥取のワインです。
やや甘口、なんて書いていますがブドウの甘さというのは感じません。が、アルコール度数は１３％と厚みを感じます。ブドウが良質で糖度が高い証拠ですね。甲州種で新酒となると、ややスッキリ系なのかと思いきや予想外のパワフル系ワインでした。凄いぞ砂丘。
色合いはイエロー～レモンイエロー、リンゴやメロン、洋ナシといったややボリューミーな果実、ユリの花、カルダモン、フェヌグリークシード、少しだけクリームチーズの様な香りを感じました。味わいとしては、口に含んだ時にアルコールの熱さを感じましたが甘さも思っていたほど感じない、とてもバランスの良いワインだと思いました。
日本のワインというと、山梨、長野、山形、そして北海道は有名ですが、それほど脚光を浴びていない鳥取であったり自分が良くお世話になる福島だったり、と、日本全国で様々なテロワールのワインがあります。
ちなみに鳥取は「諏訪泉」「冨玲」「瑞泉」（not泡盛）といった日本酒も美味しいのでおススメです。
あと、何故か分からないけど、
我が家は親子揃ってガイナーレ鳥取が大好きです（謎）
今年は勝ち点が４足りなかった・・・・魚里には来期も期待してるぞー
←よろしければ応援お願いします。