ボルドーやブルゴーニュ、トスカーナなどといった有名国の銘醸地ワインは普段からとても多く目にします。また、最近はチリやオーストラリアといった、所謂「ニューワールド」と言われる新興生産国のリーズナブルなワインも簡単に手に入る様になりました。
しかしながら、世界中にはソムリエ協会の教本にも載ってないワイン生産国、生産地域がまだまだ数多く存在します。そんな国や地域のワインも、知られていないだけでとてもリーズナブルで美味しい1本があるはずです。
ワインが好きな人であれば、そんな至極の1杯と、その土地の料理を合わせて食す。または、それをメインとしながら旅歩きが出来たら良いな、思う事は無いでしょうか。
世界各国のワインと料理を楽しみながらその国の食文化を体験し、
疑似的に世界一周旅行を楽しむワイン会
「世界一周グラスワインの旅」
2017年に開催して以来の2回目となります。
前回参加者からは「早く次の回を!」と期待をする声を聴かされておりましたが、ようやくの開催となりました。
今回も、料理の監修はスイスやパラオといった世界中のホテルの厨房で腕を振るわれた、札幌市中央区の洋食店「petit HANON」のシェフ、杉浦氏にお願い致しました。その研究熱心なスタイルで慣れない国の料理も見事に再現します。また、当日の提供アイテムはその日まで秘密のシークレットスタイルを取らせて頂いております。
また前回参加者の「もっとマニアックな国でも良い!」とのご感想に応え、今回のワインは前回以上の内容となっております。
日時・会費
2019年4月7日 17:00~
会費/6000円
満席となりました。ありがとうございます!
※尚、当日は14:00よりワイン検定ブロンズクラスを開催します。ワイン検定受講者は参加費を無料とさせて頂いており、ちょっとだけお得感があると思いますので、宜しければワイン検定の方もご検討ください。
開催場所
Petit HANON (プティ ハノン)
札幌市中央区北2条東9丁目13-29
011-271-0557
アクセス
【JR】
苗穂駅より徒歩5分
(GoogleMAP上では更新されていませんが、昨年11月に苗穂駅は西側へ約300m程移転し、新駅舎となりました。こちらから徒歩で来られると便利です)
【中央バス】
循環88 ファクトリー線、東3 苗穂線 は「北3東7丁目」下車
東6 札苗線、循環3 苗穂線は「札幌厚生病院前」下車
【地下鉄】
東西線バスセンター前駅(徒歩約13分)
申込方法
当ブログのコメント欄、またはアメブロのメッセージ機能をご利用ください。
メールでのお問い合わせはyuyuyu.1717★gmail.com(★を@に)へお願い致します。
参加者数はMAX10名を想定しております。ワイン検定受講者様を優先とさせて頂いておりますので、御連絡を頂いた順番によりキャンセル待ちとさせて頂く場合も御座いますのでご了承下さい。
ちなみに、前回は
●日本(長崎県):山梨や長野といった有名処ではない都道府県、という事で長崎県五島列島の五島ワイナリー
●ジョージア:ワイン用ブドウ発祥の地、という事で近年は品揃えの良いワインショップでは取り扱いが増えている様で、もっと攻めても良かったかな、と思いました。合わせた料理はジョージア風小籠包「ヒンカリ」。中華の様で中華ではない、そして美味!
●アゼルバイジャン:ジョージアの近くではありますが、ワインのイメージはそれほどでも無い国ですが同じコーカサス地方でもカスピ海側と黒海側でテロワールが大きく違います。「レビェンギ」と言うヨーグルト系ソースの料理とワインのマリアージュは不思議な体験でした。
●スイス:ワインは作ってるけれど、自国消費が多く(9割)、輸出をほとんどしない国なので手に入りづらいのがスイスのワインですが、こちらのシェフはスイスでお仕事をされていた経験があり、その伝手で手に入るワインとのマリアージュを楽しみました。合わせた料理は「コレラ」というアップルパイ風の料理。その名の通り病気のコレラが語源となっている、という面白いエピソードも聞かせて頂きました。
●アメリカ(ニューヨーク):作っているのは知っている人も多いのですが、ワインにそれほど詳しくない人にとって「大都会NYでワイン作ってるの?!」という反応が楽しかったです。アメリカンな肉料理と共に頂きました。
●アメリカ(ハワイ):参加者人数が予定よりも多く増えたため、急遽用意したデザートワイン。パイナップルが原料とはいえハワイでワイン?というのは誰も想像しておりませんでした。
改めて見ると、ジョージアやスイス、ニューヨーク州のワインであれば頑張れば手に入りそうですよね。今回は攻めました!頑張ってもなかなか手に入らない国を選んだつもりですので、お楽しみに!