ワイン検定後の独学による勉強法について、よく問い合わせがあります

 

ワイン検定を終えた後に受験者からも、それ以外の方からもよく問い合わせられる事があります。

 

 

 

「ワインを独学で勉強するには、どうしたら良いですか?」

 

 

 

ワイン検定を合格すると、やはり次のステップへ進みたくなりますよね。その向上心は素晴らしいと思います。が、やはり皆さん今後の勉強方法について悩む事が多い様です。

 

独学で進めた自分が言うのもアレですが、ワインの事について勉強するには、ワインスクールに通うのが一番だと思います。しかし自分が思うには多額の授業料を払い、スクールに通う時間を捻出するといった"ペース配分"を考える必要も出てきます。このような形で短期間の詰め込みになってしまうと最初は覚えていても時間が経つと忘れやすいものです。

 

たとえ時間がかかっても自分のペースで勉強を進める事が、本当に知識として身に付くはずです。少なくとも自分はワインエキスパートに合格した後の方が勉強量が増えました。合格して、はいお終い、で済むならスクールへ通う方が良いかもしれません。

 

 

 

基本的には市販の書籍や協会教本。飲んだり雑誌での情報収集は後から。

 

まずは、ワインの勉強の目的が大きく2つあると思います。

 

・単純にワインの事を知りたい

        or

・ワインの資格を取りたい

 

 

日本ソムリエ協会の教本は毎年更新されます。

その年その年の新しい情報に更新しなくてはなりません。特に資格を取る為の勉強であればちょっとお高いですが協会教本を購入すべきです。自分は合格後も2年に1回は購入しています。

 

同じ情報収集でもワイン雑誌などでの情報収集は無意味とまでは言いませんが、有益な情報は少ないと思いますしネット上で得られる情報の方が役に立つことが多いかもしれません。自分の場合も興味のある記事などがあれば買う程度に留めておきました。

 

一方、受験対策用テキストは毎年更新された情報で各種出版されているので、その中で自分に合ったものを探すのが良いかもしれません。

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ナツメ社「ワイン受験テキスト2018」

 

自分が昨年購入した書籍の中では、この本がおススメです。全編カラーで見た目にも読みやすい事や復習編として地図やデータが極力最新の状態でまとまっているので常に手元に置いてある一冊です。

 

 

 

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新星出版社「ワインの基礎知識」

 

こちらは5年ほど前に出版された書籍。

写真が多めで読むよりも見る本ですが、試験対策というよりは基本的な事を解説している本です。ワインの基礎を読む本は数多くありますが「赤ワインは常温で!」みたいな常識ではなく、〇〇〇はどういうものか、という内容を1つ1つ丁寧に解説するタイプの本です。若干、地図の間違いなんかがありましたが(出版社に問い合わせたけど音沙汰無しw)

 

ワインの事を知りたいだけ、資格取得にこだわらない、

というのであれば、十分に使える一冊です。

 

 

 

 

 

知識的な部分はこれで補う事が可能ですが、テイスティングといった技術的な事になると飲食店などの利用も重要になってきます。

そういうサポートを行う為の勉強会やワイン会、スクールが主催している1コマ単位の授業を受けてみるのは良いと思いますし、酒販店や季節イベントなどで多くの種類をまとめて味わえるワインの催し物があれば、積極的に参加するのも1つです。

 

 

 

 

 

当ブログ、北の大地のワイン好きでも7~8月(予定)に

「ワイン基礎勉強会」を計画しています。

是非、ご検討ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

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