新幹線とJR東北本線との接続駅としても利用されている新白河駅です。
仕事柄、仙台や福島へ出張が多いのですが会社経費で宿泊する時はアクセス上の理由もあって、新白河駅周辺に宿を取るのがルールとなっています。というわけで、ココには何度もお邪魔しております。芭蕉さん、お久しぶりです。
今回は業務の都合上、タイトな日程になってしまい前日夕方入りの、当日もその日の内に早めの飛行機で帰郷し朝一番から出社という奴隷っぷりを遺憾なく発揮する事になるのですが、せめて晩飯くらいは新しい店を発掘しようと周辺を検索すると、良さそうなワインバーが1件ヒットしたので、さっそくお伺いする事に。
ワインバル たけぞう
〒961-0856 福島県白河市新白河2丁目10
特筆すべきはコレですね。
「ソムリエが居ないから、自分たちで気に入ったもの決めてね♪」
というスタイル。しかも口に合わなければ1本までは交換OK?
本来ワインってこうあるべきですよね。食事に合うワインを選んでもらえるのも良いんですけど、お客様自信が自分たちでワインを選ぶ楽しさも味わってもらえるだろうし、自分はこういうの、大歓迎です。もちろん、ボトル1本は無理という方はグラスワイン(こちらは店側でチョイス)でオーダー可能。ガチのワイン好きには物足りなさを感じるかもしれませんが、そんな敷居、くそくらえです。
まずはグラスでスパークリングを。
この日は36℃と暑い一日だったので、キンキンに冷えてやがる・・・ありがてぇ、な泡で喉を潤します。
一人用のプレートは鶏ささみの串もの(数種類の中から2種類チョイス)、チーズ2種、生ハム(原木からカット)、らっきょうの赤ワイン漬け(こちらも数種類の中から1種類)という、ある程度自分の好みを選択でき、しかも1000円台だったのでとても良心的な価格です。
色々と調べてみると、肉料理がウリの様ですが、メニューの豊富さは凄い。黒板メニューだけでも6種類。スタッフ2名で回すのは大変じゃないかなぁーと思いましたが、常連と思われるお客様とも談笑しながらオーダーはこなしているので大丈夫そうですね。連泊で出張になったら、毎晩の食事はココにしようと心に決めました。
シャトーメルシャン 新鶴シャルドネ 2016
ココのシャルドネは栽培時に雨よけを設ける事で凝縮したブドウを作る事で話題になった事も。照明の関係で分かり難いですが、しっかりとしたイエローを帯びていて、日本よりもアメリカの様なパワフルなシャルドネです。マンダリンオレンジの様なフレーバー、MLFの影響かバター系の香り、カシューナッツのようなニュアンスも感じました。良い意味でメルシャンらしさを表現したワインだと思います。
勢いでボトル1本頼んだものの、明日は始発で移動しなくてはならない上、ホテルに戻ったら明日の仕事用資料に目を通さなくてはいけないなど、やる事満載だったので、半分ほどを残してスタッフと他のお客様へサービスして頂ける様にお願いしてお会計。仕事柄新白河には良く来るので再会を約束してお店を後にしました。
近所にあったら足しげく通いたくなるお店でした。
ワインバル たけぞう
〒961-0856 福島県白河市新白河2丁目10
↓1日1クリックの応援、お願いします。