化学面からワインに対してアプローチを仕掛ける入門書・・・だけど500p超え

 

イギリス王立科学会の科学者が教えるワイン学入門
著:イギリス王立化学会公認科学者 ディビッド・バード
訳:佐藤圭史、村松静枝、伊藤伸子

昨年末に出版されたワインの入門・・・?書籍です。
買おう買おうと思っていながら後回しにしていたのですが、先日ようやく購入。
 
入門と謳いながら500ページ以上の分厚い書籍ですが、内容はかなり幅広く細かく解説しています。ワイン好きな方がワイン学を入門する為にはとっておきの書籍です。ワイン仲間で同じ書籍を買った人は一気に読み切ってしまった!とも。
 
化学的見地からの情報が主体でなっているので、説得力のある情報が多く、最近色々と話題になる添加剤(酸化防止剤)に関する事やコルク、キャップに関する事も十分に取り上げられています。ワインに関してドヤ顔で解説している書籍や、なんとなくそれっぽい肩書を持った人が開催するセミナーよりも、この本を1冊読んだ方が圧倒的に役に立つ感じがします。
 
3月からは2020年度のソムリエ、ワインエキスパート呼称資格試験の出願が始まりますが、余裕があれば教本と一緒にこの本を読んでワインの本質を知っておくと良いかもしれません。2700円しますが・・・。
 
 
 

dancyu 2020.3月

 

今月のdancyuも、ちょっと気になったので購入。

 

日本酒がテーマですが、特集記事の中には熱燗に関する話題も多く、ちょっと「通」なお酒が多く紹介されています。さらに熱すぎる温度での燗付けに関するネタっぽい話もあったり、"変態(誉め言葉)"の皆さんには待ち焦がれた内容です。燗に合うお酒の3~4割が札幌市・苗穂にある変態(誉め言葉)酒屋「小飼商店」さんで、購入出来る銘柄なので、まだまだ寒くて熱燗が恋しいこの時期には、一度訪れてみては如何でしょうか。

 

もちろん燗酒以外にもコラムは多く、中綴じの「外国人への日本酒のススメ方」という、海外に目線を向けた特集も読み応えあります。dancyuも定期的にお酒をメインテーマに据える月があり、取材力がしっかりしているので読みごたえのある記事が多くて良いですね。

 

あとはマリアージュ~神の雫最終章(21)も出版されました。

本棚がパンパンに溢れかえって困り果ててます・・・少し漫画類を処分するか・・

 

 

 

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