素人でも簡単にできる マンション玄関ドア沓摺交換 3 | 宮前アルミ硝子建材

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町田市相模原市の地味なサッシ、ガラス屋職人のブログです。
KAWASAKIエリミネーターZL400 YAMAHA RZ250Rのブログ

 

 

 

はい!沓摺交換 3回目になります。

 

皆さん 宜しく お願いします。

 

では 既存沓摺の撤去は完了しました。

 

今回の画像は、沓摺がスチール製になりますが、参考までに

 

一般的(古い)な沓摺は、これに ステンレスを貼り付けているだけ

 

見るからに、錆びて爆裂しています。

 

そこで、新規沓摺は、溶接部以外は、全てステンレスの沓摺を選びます。

 

アーク溶接はステンレスまで溶接しずらいので アンカーのみスチール製です。

 

大手4社 サッシメーカーなら ムクのステンレス沓摺を販売しています。

 

当店は、比較的 リクシルを多く使いますが、状況によって 不二を使っています。

 

 

 

 

 

規格品の沓摺は L=900が 一番短いので ドア枠Wの800に切り詰めます。

 

マンションの玄関ドアなら ほぼドア枠Wは 800です。

 

現場で切り詰めるのも 面倒なので、工場(店)で 切り詰めます。

 

当店の場合 W800から -15ミリほど小さく作り 戸当たり段差 15ミリまで加工します。

 

戸当たり段差が Wなので L=815です。

 

この際に、エアタイト(戸当たりゴム)まで切らないように心がけます。

 

70ミリほど沓摺の端材が出ますが、この端材で、コンクリート撤去後の確認もできます。

 

両端で、7.5ミリほど 隙間を空けますが、シリコンを充填する為です。

 

そして、もう一つ大切なのが、沓摺内部のコンクリートの充填になります。

 

現場で、溶接された沓摺の内部に、コンクリートを詰めるのは大変です。

 

新規沓摺は、ステンレス製でも コンクリートは詰めておきたい

 

工事日前に、沓摺を裏っ返しにし コンクリートを充填しておきます。

 

また同時に、溶接用アンカーも取付けておきます。

 

この溶接用アンカーは 外部から見えないように叩き込みますが

 

外部の爪を ギリギリまで 削るのもお勧めします。

 

スチール部品なので、少しでも奥に入れ込み 錆びないようにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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