はい!沓摺交換 3回目になります。
皆さん 宜しく お願いします。
では 既存沓摺の撤去は完了しました。
今回の画像は、沓摺がスチール製になりますが、参考までに
一般的(古い)な沓摺は、これに ステンレスを貼り付けているだけ
見るからに、錆びて爆裂しています。
そこで、新規沓摺は、溶接部以外は、全てステンレスの沓摺を選びます。
アーク溶接はステンレスまで溶接しずらいので アンカーのみスチール製です。
大手4社 サッシメーカーなら ムクのステンレス沓摺を販売しています。
当店は、比較的 リクシルを多く使いますが、状況によって 不二を使っています。
規格品の沓摺は L=900が 一番短いので ドア枠Wの800に切り詰めます。
マンションの玄関ドアなら ほぼドア枠Wは 800です。
現場で切り詰めるのも 面倒なので、工場(店)で 切り詰めます。
当店の場合 W800から -15ミリほど小さく作り 戸当たり段差 15ミリまで加工します。
戸当たり段差が Wなので L=815です。
この際に、エアタイト(戸当たりゴム)まで切らないように心がけます。
70ミリほど沓摺の端材が出ますが、この端材で、コンクリート撤去後の確認もできます。
両端で、7.5ミリほど 隙間を空けますが、シリコンを充填する為です。
そして、もう一つ大切なのが、沓摺内部のコンクリートの充填になります。
現場で、溶接された沓摺の内部に、コンクリートを詰めるのは大変です。
新規沓摺は、ステンレス製でも コンクリートは詰めておきたい
工事日前に、沓摺を裏っ返しにし コンクリートを充填しておきます。
また同時に、溶接用アンカーも取付けておきます。
この溶接用アンカーは 外部から見えないように叩き込みますが
外部の爪を ギリギリまで 削るのもお勧めします。
スチール部品なので、少しでも奥に入れ込み 錆びないようにします。
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