ギターはある程度は弾けるようになったけど、なかなかその上にいかないし、どうやって進めていくかもよくわからないという人は結構いるんじゃないでしょうか?
今回はそんな人に是非読んで、取り入れて欲しい項目をまとめました。
1) 常に人前で演奏するのと同じ条件をつくること
家では猫背で、指版を見る為にギターのネックも上向き、しかも座って弾いてる。
なのに、いつもセッションやライブでは立ってストラップ使って弾いてる。
この場合、もう右手の位置も左手の位置も普段とは違いますし、ネックの見え方も全然違いますよね。
当然普段練習で弾けてたものが弾けなかったりします。
あと、エレキギターなのにアンプを使わずに練習している方も結構多いかな?
これも非常に良くないです。
エレキギターのピッキング/出音は、生音だけだと判断つきにくいし、ミュートなどの必要なテクニックを自然に付けるチャンスを逃してしまいます。
生音で弾けてるつもりがアンプ通すとまったくダメってことも結構あります。
なので、アンプのヘッドホンジャックを利用したりしてでもアンプを通してみましょう。
更には、もしエフェクターを多用する方は、エフェクトもきちんとセットして弾いておくことです。
自分は生音が80%っていう人はまだ良いですけど、ギターソロではオーバードライブにディレイ、普段からコンプレッサーも使ってるとかいう人の場合はきちんと再現しておく方がより実践的です。
2)ジャムトラックやアーティストの曲に合わせてジャムする
これも、同じ理由ですけどより実践的な練習をするという意味です。
メトロノームよりも活きたグルーブを聴くチャンスですし、その中でどのようなアプローチで弾いたらカッコいいかを感覚で掴むチャンスになります。
勿論実際にジャムセッションや、仲間でジャムったりするのも良いですけど、そこに到るまでに1人で練習する場合にはとても効果的です。
苦手なグルーブやテンポなんかも把握し易いですね。
よくアマチュアの方でジャムに来て、細かいフレーズを最初から最期まで弾いてなんだか何をしたいのか全く伝わらない人とかいますけど、間違った練習ずっとしてるとそういう悲しい結果にもなりかねません。
3)耳コピーする
自分がカッコいいと思う演奏をコピーしてみましょう。
譜面を見たり、タブ譜を読んだるするよりも時間はかかりますけど、その分耳が鍛えられます。
こればかりはどんな教則本を読んでも鍛えられないですからね。
一見効率が悪いように見えて、後々非常に役に立つので結果的に効率良いんですね。
結局一番大切なのは「耳」なんです。
ちなみに、コピーして学んだ演奏を参考にして発展させていくのが非常に効果的な練習法だと思います。
4)理論、細かいテクニックの習得
耳コピをする時に、バックのコードに対してどういう音を使ってるのかがわかるとコピーをし易いし、覚え易くなります。つまり、実践しやすくなるということですね。
また細かいテクニックは非常に重要で、この積み重ねで全体の演奏が出来ています。
ここら辺は先生についたり、自分で好きなギタリストを見て参考にしたりして磨いていくものですね。
以上、大きくですけど、より効果的に上達するために知っておくべきことでした。
全ての練習を「実践的」かどうかで判断するのが大切だということです。
自分の普段の練習に対する姿勢を少し見直してみてはどうでしょうか?
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