ヨーロッパ・エコロジー=緑の党(EELV)を代表するフランス上院のローナン・ダンテック議員が、気候変動を原因とする海面上昇による影響でフランスの広範囲におよぶエリアが洪水の危機にさらされている報告し、これに対する国の準備が遅すぎることを指摘。
サン=マロ
「フランスは海水面上昇に対する備えがない。少なくとも、十分な手段を取っているとは言えない」とし、「問題を提起し始めている自治体はあるものの、国が率先して行う取り組みはない」と苦言を呈する次第。
今週発表される米国科学アカデミーの報告によると、「海面は2100年までに2m上昇する」という話。
デモンストレーション地図を見ると、フランスではノール県、パ=ド=カレー県、シャラント=マリティーム県、そしてジロンド県に、顕著な影響が。都市では、ダンケルク、カレー、サン=マロ、そしてボルドーが含まれるところ。
地中海の美しい自然あふれるカマルグもしかり。それどころかその兆候は、すでに出始めているということ。
ルーアンのような海岸線から比較的離れた都市でも、2100年までに海面上昇によって、都市の広範囲に洪水の影響が現れると予測。
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英仏海峡から大西洋岸にかけて、そして地中海のカマルグさえ。どうすればよいのか、国の指南が早急に求められます。。。
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