パリのノートルダム大聖堂で土曜日、ちょうど2カ月前に発生した火災後、初めてのミサが開催。聖職者と礼拝者らは、瓦礫が崩れ落ちる可能性があるとして、安全帽であるヘルメットをかぶって参加。
30人ほどが参加する礼拝を司ったのは、白いローブにヘルメットを着用したパリのミシェル・オプティ大司教(Archevêque de Paris Michel Aupetit)。
「4月15日に大聖堂を襲った火災は、信者のみならず多くの人々に、巨大な感情の波を引き起こした」と生放送での説教を開始。
「この大聖堂は礼拝の場であること。これは真実であり、唯一な目的である」と。
ミサは午後6時に、安全が確認された大聖堂東側の、聖母礼拝堂で開始。身廊上部には保護ネットが張られ、床にはいまだ瓦礫が散らばっているものの、信者席は無傷。
オプティ大司教の礼拝には、ノートルダム大聖堂のパトリック・ショーヴェ(recteur-archiprêtre de la cathédrale Notre-Dame de Paris Patrick Chauvet)主任司祭、聖職者、ボランティア、修復作業に携わる人、礼拝者などが参列。
開催日には、毎年6月16日に祝われる大聖堂の奉献記念日が選択。これに先立ちショーヴェ主任司祭は、「宗教的に、非常に重要な日」とし、「ノートルダム大聖堂が、生きていることを知らしめることができて、光栄である」と。
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大聖堂は礼拝の場である・・・屋上ガーデン、屋上プール、といった再建プランが議論を呼ぶ、市民の憩いの場ではない、ということでしょうか。。。
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