観光客が警察に通報した、攻撃的なカラスが保護されるという事態に、村長はうんざり気味。


パリからヴィエンヌ県のクーセ・レ・ボワ( Coussay les Bois)のコテージに到着した、観光客カップルを待っていたのは1羽のカラス。

車から降りる男性の足を突き、その後タイヤやドアと車体をも攻撃。

カラスを避けようとした女性は転倒して、病院で顎を2針縫う始末。

警察に通報した女性は、「訴えなければ、また誰か他の人が被害に遭うかもしれない」と説明。

しかしこの事態に村長は、「カラス処理より、やらなければいけないことはたくさんある」と。

「カラスは攻撃するもの、イノシシは脅かすもの、犬は吠えるもの、牛は鳴くもの」と呆れ気味。

一件は村長より野生生物の管理機関に委ねられ、カラスは動物保護センターに送られた次第。

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田舎に滞在する観光客が、教会の鐘の音や鶏の鳴き声を訴える「田舎問題」が絶えない昨今。

観光客も村も、過敏になりすぎて、お疲れ気味。

でも実際に凶暴な犬が飼われていたり、危険はいろいろなところに潜むので、観光客の訴えを一緒くたに払いのけるのもどうかと思いますが。。。