北フランスはアルマンティエール(Armentières)の町で木曜日の夕方18時23分、「屋根の上を黒ヒョウが歩いている」と消防署に通報が入り隊員が出動。

 

 
消防隊員らは野生動物の専門家と獣医とともに、黒ヒョウが屋根から飛び降りないように保安区域を設定し、2時間半後、無事黒ヒョウを家の中で保護。
 
獣医が皮下注射銃を使って精神安定剤を投与し、黒ヒョウが静かになったところで檻の中に入れて輸送。動物保護施設に収容されたのち、環境の良いモブージュ動物園へ移送された次第。
 
黒ヒョウは個人宅の窓から逃げ出したと見られているものの、消防隊員が駆け付けたときには家の中には誰もいなかったということ。
 
黒ヒョウの飼い主と見られる人物を、「休暇に出かけている」という人もいれば、「消防隊員が到着する直前に逃げ去った」という証言も。
 
エコロジー省の管轄である野生動物局は、黒ヒョウ飼育の法的事情と原産国、そしてこの町にたどり着いた経路を解明すべく捜査を開始。
 
飼い主には最低でも、他人の命を危険にさらし、安全注意の義務を故意に犯したとして、懲役1年と15,000ユーロ(約180万円)の罰金が科せられることに。
 
また野生動物を不法に飼うこと、特に危険動物、また死滅の危険性がある動物に関しては、懲役3年と150,000ユーロ(約1,800万円)の罰金が科せられるという話。
 
保護された黒ヒョウは、生後5、6か月で体重は20㎏。健康状態は良好。
 
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前にもトラが見つかった、という話がニュースになりましたが。町中の住宅で黒ヒョウの違法飼育は、無理がありますよね。。。趣味なのでしょうか、それとも営利目的なのでしょうか。。。
 
 

 

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