9日目を迎えたフランスのストライキだけれど、パリは少し見通しが明るくなる兆しが。

 

 
パリ交通公団(RATP)の組合は木曜日、17日火曜日までストライキを続ける意向を表明したものの、従業員は徐々に職場に戻りつつある傾向が、運行状況からうかがい知れるところ。
 
メトロは無人走行の1号線と14号線が、これまで通り通常運行。3、4、7、8、9、11号線が、ラッシュ時(06:30-09:00/16:30-19:30)の運行を開始。2、3bis、5、6、7bis、10、12、13号線が、依然として閉鎖。
 
トラムは4路線(2、5、6、8)が、通常運行を開始。郊外を結ぶ鉄道(RER)は、ラッシュ時の限定運行。バスは、50%が運行を予定。
 
週末の運行状況は、金曜日午後5時、新たに発表される模様。
 
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国内の鉄道は、80%が運休。TGVは75%が運休。TER(地域圏急行輸送)は60%が運休するものの、多くがバスによる振り替え輸送に。
 
飛行機はすでに、通常運行を開始。
 
金曜日は抗議日に宣告されておらず、デモ行進や抗議活動の予定はなし。
 
木曜日に発表された、年金改革の国民支持率は50%。政府と組合の妥協は定かでないものの、ル・メール財務大臣は「まだ交渉の余地がある」と懐柔的。
 
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 妥協案があるならば、どしどし交渉して合意に繋げてもらいたいところですが。

クリスマス休暇まで、あと1週間。国民の移動が車のみとなれば、交通渋滞は並々ならぬものに。。。
 
 
 

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