フランスの感染死亡者数は日曜日、24時間のうちに292人（前日319人）増加し、合計2,606人（前日2,314人）を記録。しかしこの数字は病院で亡くなった人の数であり、自宅もしくは高齢者施設で亡くなった人は含まれていないということ。
現在、19,354人（前日17,620人）の感染患者が病院に収容され、4,632人（前日4,273人）が集中治療室で治療を受けているところ。集中治療室の患者の34%が、60歳以下であるというサロモン保健総局長の報告。また完治して、病院を退院した人の数は7,132人。
状況の悪化が懸念されるイル＝ド＝フランス地域圏では、死者が823人を記録。日曜日に1,176人の新たな感染者を記録し、合計感染者数は12,000人に。パリの集中治療室で、治療を受ける感染者の数は1,694人。24時間で6.1%上昇している事態。
日曜日には感染拡大の激しいフランス東部の病院より、感染患者の大規模な移送が実施。医療用にアレンジされた特別仕様のTGV]2本が36人の患者を乗せて、ナンシーとミュルーズの駅から西海岸の病院へ向けて出発。
患者の移送により、集中治療室をこれから来ると予測される重症者へ明け渡す方針。警察と兵士によって警備される中、数十人の医療関係者が、1車両に4人ずつの感染者を乗せる作業が夜明け前より開始。
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例えば、ミュルーズからボルドーまでは835㎞。車でも9時間ほど。特別なTGVで最速最短で行くのでしょうが、人工呼吸器を備えての移動は決して楽ではないはずです。
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