Covid-19のワクチンを複数の製薬会社から、9,000万個事前予約したというフランスは、1月中旬にも接種普及の運動を開始する予定。

 

 

95%の有効性が認められたビオンテックとファイザー社の共同開発によるワクチンが、アメリカ当局の認可を待っており、今月中に欧州連合(EU)の認可もこれに続くと見られるところ。

 

有効性が70%認められている、イギリスはアストラゼネカ社のワクチンも1月に、そして最低でも90%の有効性が認められているというアメリカのモデルナ社と、ノババックス社ワクチンも2月に準備できる手順。

 

複数の会社から、合計9,000万個のワクチンを事前予約したというフランスは、1月中旬にも最初の790万個を受け取る予定。1人2個の接種が必要ということで、合計4,500万人が受けられるという計算。

 

ヴェラン保健大臣は、「ワクチンの効果と安全性が確認され、必要な認可がすべて下りれば、1月中旬の接種開始を拒む理由はない」と。

 

パリ市は1月から、高齢者や慢性疾患患者に接種を開始したい意向。一方、政府科学諮問委員会の代表は、これらの人々への接種開始は、2月末になるのではないかと予測。

 

医師連盟のアモン名誉会長も、1月の接種開始に懐疑的。「すべての認可が下りるまでに時間がかかる」ということで、「最初のワクチンは3月か4月になるのではないか」と。

 

また予約したワクチンは、一度に全部は揃わないということ。

 

高等保健機構(Haute Autorité de Santé)は、65歳以上の高齢者、慢性疾患患者、医療関係者、そしてシェアハウスや刑務所のような共同生活を営む人々へ優先して接種するよう奨励。

 

そして最終的に、国民全員へ接種を施したいものの、果たしてどれだけの国民が接種を望んでいるかが問題。集団免疫を達成するためには、国民の60~70%つまり4,000~4,700万人の接種が必要、というのが専門家の見解。

 

ワクチンは無料で、病院、医療センター、複合診療施設、また特別に設立されるCovidセンターなどで接種を受けることができるように。

 

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まずは、高齢者と医療関係者を守らなければいけません。

 

 

 

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