マクロン大統領が今後の封鎖緩和計画を発表したことにより、今年のクリスマスの状況が明らかに。

 

 

1、全土封鎖

外出禁止令は12月15日まで続くものの、非生活必需品の店も11月28日土曜日から開店が許可。15日までに24時間以内の感染者数が、5,000人以下という条件をクリアすれば外出禁止令は解除され、代わりに午後9時から午前7時までの夜間外出禁止令が施行開始。

 

2、クリスマス

12月15日に予定通り外出禁止令が解除になれば、クリスマスに家族友人を訪ねることが可能に。しかし夜間外出禁止令が施行されるので、帰宅時間には要注意。ただし24日と31日は限定解除されるので、イヴは帰宅時間を気にせず楽しめるということ。

 

公における大きな集会は禁止。個人宅においても、できるだけ小規模に祝うよう奨励。しかし、具体的な制限人数は提示されておらず。教会のミサに関しては、11月28日から30人を限度に集団礼拝が許可されるところ。

 

3、旅行

フランス国鉄SNCFは現在、外出禁止令下における利用者の減少につき、運行は通常の30%程度。しかしマクロン大統領の封鎖緩和演説の後、SNCFサイトには予約希望者が殺到。この事態を受けて、運行は年末年始のクリスマス休暇までに100%へ戻す意向を表明。

 

4、海外旅行

国境を越えて家族に会いに行くことは可能か?マクロン大統領はこの点を取り上げて明確な解説はしなかったものの、15日外出禁止令が解除となれば、イギリスおよびEU圏内、シェンゲン協定加盟国内の旅行は可能になるものと考えられる次第。しかし渡航先でフランスからの旅行者に対し、隔離政策を課す国もあるので要チェック。海外からの渡航者は引き続き、必要不可欠な場合に限られるところ。

 

5、スキー場

年末年始のクリスマス休暇の顧客を期待していたスキー場だけれど、再開は1月に先延ばし。具体的な日にちは、12月末に発表される予定。

 

6、保健状況

今後3週間の保健状況は、12月15日の外出禁止令解除を左右にする重大なカギ。目標は、24時間以内の感染者数を5,000人以下に抑えること。フランスは23日月曜日に、4,452人という5,000人を割る数字を記録。しかし24日火曜日は、9,155人と再上昇。

 

また24日の時点で4,289人を記録する病院の集中治療室の患者数も、12月15日までに3,000人を割る必要があると政府は考えるところ。

 

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12月15日に無事、外出禁止令の解除を迎える、というところが当面の課題。今週末の非日常必需品店の開店から気が緩み、15日に解除が実現しないとなると・・・サンタさんも来ないということで(T_T)

 

 

 

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