クリスマス休暇に向けて外出禁止令の規制緩和を期待するフランスだけれど、旅行規制はどれだけ緩和され、電車や飛行機はどれだけ運行されるのか?

 

 

12月15日に予定通り外出禁止令が解除されれば、必要不可欠以外の旅行もEU圏内、およびイギリス、シェンゲン協定諸国内で可能に。

 

ジェバリ交通大臣は火曜日、「15日より原則として、自由に旅行することが可能になる」と報道陣に対して発表。とはいえ、24時間以内の新たな感染者数が5,000人以下という、マクロン大統領の提示する解除条件をクリアする必要が。

 

解除が実現すれば、基本的にフランス国民は、国内外を自由に移動することが可能。また観光目的の外国人、またフランスに別荘を持つ外国人の入国も可能。しかしフランスへ入国する外国人は、自国の渡航規制を確認する必要が。自国へ帰国する際に、隔離政策や感染テストなどが課される可能性も。

 

一方EU圏外からのフランスへの渡航は、依然として必要不可欠な目的に限られ、入国の際には移動証明書の携帯が必要。

 

15日の外出禁止令と入れ替わりに、午後9時から午前7時までの夜間外出禁止令が施行されるものの、この間に電車や飛行機を利用する場合、前回の夜間外出禁止令では、チケットを携帯することで外出証明書の携帯とみなされた次第。

 

交通大臣によると、フランス国鉄SNCFは12月15日より通常運行を開始する予定。予約のキャンセルは、1月4日の旅行まで無料。

 

また複数の航空会社が外出禁止令に際し運行を縮小していたものの、エールフランスは3倍の切符を販売。ほかの航空会社も、クリスマス休暇に際し、切符の販売促進を開始。

 

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2日水曜日の数字は、24時間以内の新たな感染者数が14,064人、集中治療室の患者数が3,488人。15日までまだ2週間近くあるとはいえ、5,000人以下で安定する状態まで持っていけるかどうか。。。

 

またたとえ5,000人以下に抑えることができても、一気に旅行解禁となると3週間後のクリスマス休暇明け頃から、再び感染者数が上昇するような気がしますが。

 

 

 

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