コロナ危機後に利用客の復帰を願って、フランス国鉄SNCFは高速鉄道TGVの料金に上限を設ける制度導入を検討中。
 

 

 

この価格上限の制度導入でTGVの高価なイメージを払拭して、Covid-19のパンデミック後に乗客の挽回を図りたい意向。

 

今のところ仮定的提案に過ぎないものの、導入されるとなると通常のTGVであるイヌイ(inOui)における一等席、二等席、そして廉価版TGVであるウィゴー(Ouigo)といった、TGVすべての価格に上限が設定されることに。

 

SNCFは今夏、400万枚を廉価で販売。「早く予約すれば、安く購入できる」という、長年の鉄則を放棄することをも検討中。

 

Covid-19とその規制である外出禁止令による旅行者の減少で、SNCFは2020年度だけで50億ユーロ(6,300億円)の損失が見込まれる中、利用客を呼び寄せる斬新なアイデアが必要とされるところ。

 

2度目の外出禁止令では、1度目より多くの国民の移動が認められるものの、自宅で仕事をする人は多く、SNCFは通常ダイヤの70%を運休。

 

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TGVからも、「早割り」の原則がなくなるかもしれませんね。SNCF側は売れ残り切符を出さないように、利用者側は廉価で購入できるように。双方の要求が満たされる制度を、ぜひとも導入していただきたいものです。

 

 

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