殻々工房で ミヤザキケンスケ作品展 Run Run Run! がはじまりました。
18点の絵画による密度の高い展示で、ひとつひとつ じっくり見れば見るほど楽しくなってくる作品たちです。
お時間合いましたらぜひごゆっくりご高覧ください。
今回のテーマは東京。
2年前の打ち合わせの段で、2020年っていえば東京オリンピックですね!というノリから、東京オリンピックを意識しつつ東京をテーマにした新作が8点。
"SUPER HAPPY" を制作のテーマにしたミヤザキさんらしく、東京の名所を楽しげに走るランナーもあり、春のせいかタイトルの"Run Run Run"がスキップのように明るく響く展示です。
世界規模に広がったヴィルスの脅威から外出を自粛せざるを得ない状況の方も多いと思います。生活のどこかにいつも不安がある毎日を送っている方も少なくないと思います。
もちろん、無理を圧してもお越しいただきたいとは思っていません。
ただ、このような時にこそ、僕はミヤザキケンスケさんのような表現が必要だし、皆さんに彼を知っていただきたいと思っています。
どのような状況の中にいても、僕らの心の中にはハッピーになれる種があります。
ミヤザキさんはハッピーを表現するアーティストで、絵画にはそれを人に伝える力があります。
彼はその絵の力を、
世界壁画プロジェクト"Over The Wall"を通して世界じゅうの人たちとのコミュニケーションの手段にして、現地の人たちと共に壁画を描き、
言葉とボーダーを超え、世界を繋げる活動を続けています。
このプロジェクトの中で彼を中心としたスタッフたちは、
貧困や困窮のなかで悩む人たちとも、絵を介すれば一緒に笑顔になることができることを見せてくれています。
今回、作家に了承を得ましたので展示期間中は会場内の作品の画像をSNSにちょくちょくアップさせていただこうと思います。
ご自宅からも、ぜひミヤザキケンスケ展をお楽しみください。
※作品画像は非営利として個人的にお楽しみください。
※SNSアカウントには全く関係ないアップも多いですがご容赦ください。
世界壁画プロジェクト"Over The Wall"
https://world-mural-project.com
SNS / Instagram@karakarakobo
https://www.instagram.com/karakarakobo/
搬入当日のサインが入った隅田川の花火と屋形船の作品"Yakatabune"です。
ギリギリまでベストに向けて絵筆を走らせる作家の気持ちが好きです。
東京シリーズの対面には、これまでの世界各地のシリーズ10点もご覧いただけます。
搬入当日の展覧会初日。
当初の予定ではたくさんの方にミヤザキケンスケさんの主催する世界壁画プロジェクト"Over the Wall"を知っていただきたくオープニングレセプションを企画しておりましたが、
不特定多数の方との混雑した空間での不安を防ぐため、
予約制として那須高原のごくごく身近な方たちにお集まりいただき、ミヤザキさんの活動報告をお聞きいただきました。
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
初めてミヤザキさんに個展していただいたは2008年。
今回も搬入にご一緒いただいた奥様と、当時もご一緒にお越しいただいた時の那須は予報になかった不意打ちの積雪。ノーマルタイヤで必死に帰られたのを思い出しました。
今回もノーマルタイヤなのに翌朝は雪。
暖冬の春の大雪。
やっぱり彼は持っている。
.....ご無事に帰宅されたようで良かったです。
同展は5月30日(土)まで。
ミヤザキケンスケ作品展 Run Run Run!
2020年3月28日(土)ー5月30日(土)
ミヤザキケンスケ
https://www.miyazakingdom.com