味わうためには、余白と余韻が必要。
音楽が楽しめるのは、静けさがあるから。
余白がなければ、書はありえない。
人と会うのが楽しいのは、一人の時間があるから。
というか、何もない状態、空こそ基調であり、エネルギーの源であるはず。

なのに、日常生活になると、なぜ隙間を埋めようとしてしまうんだろう?
予定を書き出せば、あれこれのやるべきことが、締切りの脅迫をもって迫ってくる。
そういう暮らし方をしていると、どんより重い重圧感にやられてしまう。

その嫌な感じを逃れたくて、リラックスするための予定が入る。
リラックスできるために、甘いものが必要になったり、旅行して日常を逃れたくなったりして、予定がさらに埋まる。

・・・いったい、な~にやってんだろ?
余分なことは、やらなきゃいいのに。

いっそのこと、予定に「何もしない時間」を設定してみる?^皿^




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