スーパーボランティアと国民栄誉賞~今日はパイナップルの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日から会社はお盆休みが明けて通常営業。

早朝5時に出勤して、夜7時に終業で残業は5時間。

実はお盆期間中も1日数時間ずつ、私は極秘でボランティア出勤して溜まっている業務を片付けていたので、本日も滞りなく仕事を進めることができました。


さて、山口県周防大島市で行方不明の子供を救出したボランティアの方が大きな話題を集めています。


この尾畠春夫さん、今回に限らず、これまでにも全国各地で様々な行方不明者の捜索に当たり、

また、災害現場のボランティアとしても活動されていた方で、

昨日は熊本の夕方のニュースでも、熊本地震の時の復興ボランティアとして、豊富な経験を活かして若い人たちを指揮している様子が映し出されていました。


活動費はすべて自腹、つまり自身の年金から捻出しているということで、

今の時代にもこんな昔の伝記に出てくるような「聖人」がいるのかと驚いた次第であります。


警察は男の子が亡くなっていそうな場所、川下や崖下を探していたそうですが、

尾畠さんは男の子が生きていると信じて、生きていそうな場所、川上や崖上を探して、あっさり見つけたとのこと。

今後起こるであろう類似のケースにも、今回の尾畠さんの行動は活かされていきそうであります。


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あまりの感動劇に興奮したのか、昨日の朝の情報番組では、

「尾畠さんに国民栄誉賞を」

なんて野暮なことを言うコメンテーターが続出しました。


国民栄誉賞と言っても、実際にもらえるのはスポーツ選手とか芸能人などの有名人に限られていますので、

たまにはそうした一般の方に与えようと考えること自体は悪いことではないと思うのですが、

そんな世俗的な賞を聖人に与えるのは、逆に失礼に当たるような気がします。



かつて通算盗塁数の世界記録を更新した阪急ブレーブスの福本豊さんは、政府から国民栄誉賞の打診を受けた際、

「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」

と断ったというエピソードがありますが、

今では国民栄誉賞をもらっても、人前で平気で尻を出す丸山桂里奈のような人間がいる時代です。


むしろ、福本さんに小便ひっかけてもらっても構わないような賞へと、いずれは落ちぶれてしまう可能性があるでしょう。


先日はくまモンが伝記マンガになったことが話題となりましたが、
尾畠さんのような現代の聖人も伝記マンガにして、その素晴らしい生き方を未来の子供たちへ伝え残していって欲しいものです。