川内優輝プロと日本人トップ~今日は郵政記念日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝5時に出勤して、夜7時に終業で残業は5時間。

2日前の水曜日に行った朝夜の2部練で1日合計30km近く走ったので、

その時の疲労をいったん完全に抜き取るために、木・金・土と本日まで3日間練習はお休みとすることに。


さて、プロデビュー戦となった先日のボストンマラソン17位に終わった川内優輝選手。

惨敗に対する批判の声が予想以上に少なかったことに拍子抜けしている様子でした。



プロとなり、結果を出さなければファンからボロクソに言われるのではと覚悟していたようですが、

お客さんが払うチケット代が収入源の一つになっている野球やサッカーのプロ選手は、スタジアムでお客からヤジを受ける責任を負わないといけないかもしれませんが、



マラソンのプロの場合はレースの出場料や賞金、スポンサーからの資金提供が収入源ですし、

マラソンの観戦にはお金💰も一切かからないものですから、

マラソンの沿道のファンには選手に対して「金返せ」などとヤジを飛ばす、文句を言う発想そのものがありません。



まあ、公務員時代には川内選手はヤジを少々受けていたようですが、

おそらくそれは川内選手が税金を使ってレースに出ていると勘違いしている人が発したものだろうと推測されます。


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ボストンマラソンで日本人最上位の12位となった井上大仁選手は、

もう日本人何番とかいう考え方は改めたほうがいい」と注文。



確かに「日本人トップ」という日本マラソン界独特の表現は、他のスポーツのファンの方々からすると違和感のあるものです。

選手たちもそのような「日本人何番」という概念からは抜け出さなければならないと言われていますが、

そもそも五輪や世界陸上のマラソン代表選考基準が、

「指定された選考レースの日本人3位以内をその選考対象とする

みたいな感じになっている以上はなかなか難しいことだと思います。



ただ、2021年以降の世陸や五輪からは世界ランキングが本格的に参加資格の基準として導入され、

例えば東京マラソン日本人トップだけど総合8位の選手よりも、

福岡国際マラソン日本人3位だけど総合5位の選手のほうが獲得ポイントが高くなっていきますので、

おのずと「日本人何番」という概念は薄れていくのではなかろうかと期待しているのであります。