ナイトゲームズイン福井から広がる可能性~今日は蚊の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
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本日は早朝4時に出勤して、夜8時に終業で残業は7時間。


走幅跳やハードル種目での日本記録連発に湧いた先週土曜日の「ナイトゲームズイン福井」でありますが、

その他の種目でも大いに盛り上がりを見せたようです。



ナショナルレコードチャレンジと銘打って行われた男子200mでは、

日本記録には届かなかったものの、3名の選手が20秒40のドーハ世界陸上の参加標準記録を突破。



これで同種目の突破者はサニブラウン・桐生・小池を含めて6選手となり、

すでにサニブラウン選手は日本選手権を優勝して内定を得ていますので残る代表枠は「2」。

世界ランキングのポイント獲得を狙って残り3週間、さらなる激しい争いが繰り広げられることになりそうです。



この大会の最終種目として行われた男子100mには、2年前にここ福井で日本人初の9秒台を出した桐生祥秀選手が登場し、

日本記録フィーバーの締めくくりとしての大記録誕生の期待も高まりましたが、優勝はしたものの10秒05のタイムにとどまりました。

しかし、今回は急きょの参戦であったこと、また、ピンなしの新しいスパイクを実戦で初めて使用したレースであったこと等を考えれば、

上出来のタイムではなかったのではないかと思います。



むしろここで日本記録を出してしまったら、2年前の時以上に興奮して感情を爆発させてしまって、

世界陸上を前にして達成感を得てしまいかねませんので、なおさら10秒05という程よい好タイムに終わって良かったなと思うのであります。


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それにしても今回の「ナイトゲームズイン福井」は、クラウドファインデングによって資金を募って開催する斬新な試みでありましたが、

一定額の資金を提供した方をフィールド内の特別観覧席に招待したり、場内を音楽で盛り上げたり、

そうした観客と選手の一体感が生み出す雰囲気が好記録を後押ししたとも言え、興行面でも記録面でも大成功を収めた大会となりました。


毎年5月に宮崎で行われる長距離種目の祭典・ゴールデンゲームズインのべおかも似たような雰囲気の大会で、


今回の成功をきっかけに、今後こうした特定の種目に特化した、観客と選手との距離が近い大会がもっと増えていくのではないかと期待が膨らむのであります。


個人的には今世紀に入ってともに日本記録が更新されていない男女の三段跳に特化した大会を、


それも、競技するゾーンのすぐ周りをぐるりと仮設のスタンドで取り囲んで、

選手と観客をより一体化させる大会を実現させて欲しいと思うものであります。