絶好調の井上大仁選手と状態不安の野上恵子選手~今日はチンチン電車の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
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本日は早朝4時に出勤して、夜7時半に終業で残業は6時間半。


マラソンの東京五輪代表選考レースであるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の開催まであと24日となり、

新聞やテレビでもその話題を取り上げることが徐々に増えてきました。



昨日はMHPSに所属する井上大仁、木滑良、岩田勇治の3選手、十八銀行に所属する野上恵子選手と、

長崎県の実業団に所属する選手たちの会見の模様や練習の様子が報じられていました。


大迫・設楽・服部とともに男子の4強の一角と目される井上大仁選手は、

タイムだと大迫選手が速いが、誰が一番強いかと言われたら自分が一番強い

と語るなどかなり自信満々の様子。



まあ、この時期になればどんな選手でも、仮に調整が万全でなくて自信のない選手であっても、

自分を奮い立たせるために「自信がある」と言うものですので額面通りには選手のコメントは受け取れないものでありますが、

井上選手に関しては7月のホクレン1万mでも余裕を持って28分08秒で走っているように仕上がりは順調のようで、

その自信は本物であると認識してよいのではないかと思います。


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一方で心配なのは野上恵子選手のほうです。

5月の仙台ハーフでは自己記録で優勝するなど順調な仕上がりを見せていて、

昨年のアジア大会銀メダル🥈という夏場の実績もあることから、私は女子の本命候補とも考えていたのでありますが、

6月に左のスネに痛みが出て、いまだ回復途上にあるとのこと。


練習の様子は公開していましたが、スピード練習はできていない模様で、

一日一日を大切に、できることをやっていく。今の力を本番ですべて出し切りたい

というコメントからは、何が何でもMGCで代表権を勝ち取ろうという意気込みは感じられません。



ただし、MGCで代表切符を逃しても、秋冬の3大会で規定のタイムをクリアすると3枠目の代表を得る可能性があり、

そのタイムは男子は2時間5分49秒と日本記録を上回る厳しいものですが、

女子の場合は2時間22分22秒と日本記録よりも約3分遅く、今の女性トップ選手ならば誰でも突破可能なタイムでありますので、

野上選手は本当に状態が悪いならばすみやかにMGCを途中棄権、あるいは最初から棄権して、最後の1枠に賭けるという選択肢も取れることかと思います。