いつもの連休のごとく溜まっている仕事を片付けるために朝5時から4時間ほど無断出勤。
昼からは出雲駅伝をテレビ観戦し、夕方からは昼寝や読書という感じで、
昨日の筑後川マラソンで激走した疲れを癒すため、午後からはほとんど足を使わない生活を送りました。
ではさっそくその筑後川マラソンのレース回顧を。
福岡県久留米市で毎年10月第2週の日曜日に行われるこのレース、
「九州はここから始まる!」と銘打っているように、今季の九州のフルマラソン大会の幕開けを告げるレースでもあります。
大会はフルの他にハーフや10km、ペアリレーなど全部で7種目に分かれますが、フルの部は先陣を切って午前9時にスタート。
筑後川沿いの河川敷に設けられたサイクリングロードを上流に向かって走って折り返すコース。
最初の約500mだけいったん下流に向かって走り、折り返してゴールの前を通り、
そこで凄まじい声援を浴びることができますが、その応援を受けられるのも、全行程でここだけと言ってもいいほど。
あとはほとんど応援する人のいない、単調な河川敷の一本道のコースをひたすら黙々と走るのみであります。
ただ、台風19号の影響で風が強く、
コースの前半はそれが向かい風になり、さほど体感気温は上がらず。
それでもまともに受け続けると走りづらいので、背の高い人を見つけながら、彼らを風よけにしつつ序盤はレースを進めます。
今回もいつものレースのごとく腕時計を見らずに走る作戦ですが、最初の2キロまでは体調確認もかねてペースをチェック。
初めの1キロは6分25秒とスタート時の渋滞があったにしてはまずまず。
次の1キロでは5分39秒となかなかいい感じに。
体調も良さそうで、力を使うことなく、序盤は楽に進んでいきます。
しかし単調なコースのためにだんだん走るのに飽きがきて、
沿道にも人がいないのでなかなかテンションも上がらず、早くも10km過ぎには気持ちが滅入ってきます。
それでも約3キロ毎にあるエイドのボランティアの方々の応援は熱いものがあり、
彼らから元気を頂いて、どうにか気持ちを奮い立たせます。
それでもやはり再びコースをしばらく走り続けると気持ちは滅入り始め、
早くも15km付近では足にきはじめて、これは後半は厳しい戦いになるぞと覚悟を固め始めるのでありました。
22km手前の折り返し地点を過ぎ、いよいよレースは後半戦を迎えます。
→【後編】はまた明日に