山中秀仁選手の現役復帰について~今日は皮膚の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夜8時半に終業で残業は7時間半。


今年の日本女子陸上界は5年ぶりに復帰した長距離の新谷仁美選手や、

6年ぶりに復帰したハードルの寺田明日香選手など、長期のブランク明けから復帰した選手の活躍が光りました。

二人とも復帰するや凄まじい勢いで記録を全盛期の水準まで戻し、ともに世界陸上の代表の座を射止め、

寺田選手に至っては復帰前の自己記録を更新し、100mハードルの日本記録を19年ぶりに更新いたしました。


一方、男子のほうでも昨日はHondaに所属していた長距離の山中秀仁選手が現役復帰して再入部するという嬉しいニュースが入ってきました。



日体大2年時には全日本大学駅伝の2区、そして箱根駅伝の1区と主要区間で立て続けに区間賞を獲得し、



さらに日本学生ハーフでは大会新で優勝するなど飛ぶ鳥を落とす勢いでありましたが、

3年時は故障に苦しみ駅伝は不出場、そして4年時には新しい監督と意見が対立したため駅伝シーズンに入る前の秋の段階で退部するなど学生時代の後半はかなり苦しみました。


しかし、Hondaに入社後は駅伝などで堅実な走りを続け、いずれマラソンでも活躍する日が来るのではないかとを期待していただけに、

今年4月の突然の退部、引退という知らせには大きなショックを受けたものであります。


今年元日のニューイヤー駅伝では5区を任されたものの、故障の影響もあって全37チーム中区間36位と大ブレーキを起こし、

優勝候補の一角にあげられていたチームも24位と惨敗し、

その責任を背負ってしまったのか、あるいは故障のためかわかりませんが、電撃的な引退と相成ったわけであります。


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山中選手の場合はブランクは半年足らずに過ぎないものですし、

新谷選手や寺田選手のそれに比べれば正直ブランクと言える長さではありません。

年齢もまだ25歳と全然若いですし、これからマラソンランナーとしてどんどん脂が乗ってくる時期であろうと思います。


所属するHondaは2018年のニューイヤー駅伝では山中選手の区間2位の好走もあって過去最高に並ぶ2位に入り、

今年2019年の大会では初優勝の期待も高かったのですが、先ほど述べたように24位と逆に過去ワースト2位の順位に惨敗してしまいました。



山中選手の不調もそうですが、何よりエースの設楽悠太選手が福岡国際マラソンの疲労が抜けずに欠場したことが大きかったことと思われます。

しかし今季は一部報道にあった福岡国際への出場は回避し、ニューイヤー駅伝に向けて万全の状態で臨むことができそうです。



再入部したばかりの山中選手をいきなり本戦で起用することはないと思いますが、

彼の復帰でチームのムードも高まり今年こそ悲願の初優勝となるのではないか、期待は膨らむのであります。