東京マラソンでの一般参加取りやめが発表された段階でこうなることは予想はしていましたが、マラソン大会の中止ドミノが止まりません。
私が出場した熊本城マラソンを含めて先週までは普通にすべての大会が開催されていましたが、
月曜日の東京マラソンを皮切りに、今週に入って全国各地で続々と開催中止が発表され、
比較的その影響を受けていなかった九州地区でも、昨日に九州で初となる新型コロナウイルスの感染者が福岡県で出たのを受けて、
鹿児島マラソンをはじめとした九州の各大会もついに続々と開催中止が発表され、
熊本県内でも玉名いだてん、天草パールラインなどが中止に追い込まれる事態となりました。
3月の第2週までに開催される大会は全国的に9割以上が中止になっている状況で、
私が3月15日に出場を予定している芦北うたせマラソンは今のところ中止のアナウンスは出ていないものの、
この3月第3週以降の大会についても中止が発表されていくのも時間の問題であると思われます。
川内 優輝 Yuki Kawauchi@kawauchi2019東京マラソンが一般参加中止を発表してからの一連の流れを追っている中で、現在中止が発表されていない大会も含めて、3月から4月上旬の日本のマラソン大会は対策や規模・場所に関係なく、開催が許されない社会情勢になってしまったと思っています。3月の大会は、ほぼ全て中止になると思ってます。
2020年02月21日 17:48
相次ぐ新記録ラッシュやMGC実施などで大いに盛り上がっている昨今の日本長距離界でありますが、
一方で東京五輪マラソンの札幌移転、大河ドラマ『いだてん』の低視聴率、そして今回の中止ドミノと暗いニュースも続々と出てきて、
これらを考えると、これから日本の長距離界が一気にメジャーな存在へと駆け上がっていくのか、
それともマイナーな存在へと成り下がっていくのか、今がちょうどその分岐点であるかもしれないと思うのであります。
これからJリーグが開幕し、プロ野球のオープン戦も本格的に始まっていくと、
他の競技でも開催中止や無観客試合の措置をとるケースが続々と出てくるでしょう。
これはスポーツ界に留まらず、一般の社会生活にも波及することは必至で、
学生の企業説明会などが中止・延期になるケースが続々と出始めています。
私にとって心配なのは学校行事であります。
次男が来月に小学校の卒業式を控えているのでありますが、
大学や専門学校等では卒業式を中止または学生のみで実施、あるいはオンラインで生中継する措置をとるところも出始めていて、
果たして小学校ではどのような対応をとるのか、中止とするのは寂しいし、
親を出席させないのもむなしいし、ライブ中継する設備もないでしょうし、
それならば校長室に一人ずつ児童を呼んで、親も同席のもと卒業証書を授与し、児童から親へ、親から児童へ一言述べ合う、
そんな感じの水入らずの環境の方が、より厳粛で感動的になるのではと思ったりするのであります。