藤浪晋太郎投手の件と東京五輪のゆくえ~今日はさくらの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夜7時半に終業で残業は6時間半。


プロ野球の阪神タイガースに所属する藤浪晋太郎投手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが明らかとなり、

現役のプロスポーツ選手としては国内初となるケースに、日本プロ野球界、そしてスポーツ界に激震が走りました。



ただ、藤浪投手の場合は発熱やせきなどの症状が出ているわけではなく、

海外で感染の初期症状と疑われている臭覚障害が出たため、それで検査したところ陽性と判定されたわけであります。


現在、新型コロナに感染しても発熱やせきなどの症状が出ない人が、あるいは症状が出る前の人が外出して、

知らないうちに感染を拡大させているのではないかと言われていますが、

臭覚障害が初期症状の一つである可能性がより高まったことで、

より早期の発見につながり、今よりも感染拡大を防ぐことができるのではないかと期待するのであります。


1年後か2年後かわかりませんが、この新型コロナの感染が一段落した時、

あの時の藤浪投手の判断が収束へと向かう一つのターニングポイントとなったと評価されるのかもしれません。



長い目、広い視点で見れば日本だけでなく世界の感染拡大を抑制することになるかもしれない藤浪投手の新型コロナ陽性反応でありますが、

今シーズンの日本のプロ野球界という短い目、狭い視点で見れば大打撃となることは間違いありません。


藤浪投手以外にも阪神からは2人の選手に陽性反応が出たことを考えますと、さらに感染者が増える可能性があり、

これまで4月上旬、そして下旬へと延び延びになってきたプロ野球の開幕が、もっと遅れることは必至の情勢となりました。



と言うよりも、今シーズンのプロ野球自体、これは野球に限らずサッカーやバスケ、相撲などの他の競技にも言えることですが、

いついつから始めるとか、再開しますとか、もうそうしたことは決めてはいけない状況になってきたように感じます。

先がまったく見通せない中で、何の根拠もなくいつからこうしますなんて決めることは逆に無責任で、信用を失いかねません。


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これは東京オリンピックにも同じことが言えるわけで、1年延期しますとは言うものの、

「ホントに大丈夫?」というのが多くの人の率直な感想でしょう。

来年春の開催を目指して「桜五輪」だ!などとのんきなことを言っている場合ではないかと思います。



無責任なようですが、もう五輪のことはいったん棚上げ、白紙にしますと言ったほうが、

逆に五輪の信用を、ブランド力を守れるような気がいたします。