原辰徳監督が日本シリーズに弱い理由とは~今日はいい風呂の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。


プロ野球の日本シリーズは大方の予想通りに福岡ソフトバンクホークス読売ジャイアンツ4勝0敗で一蹴して、4年連続11回目の日本一に輝きました。



もしも今回の勝敗を予想するクジが販売されていたら、おそらくホークスの4勝0敗が1番人気を集めていたような気がしますし、

実際はそれ以上の実力差が、7戦までやったら7勝0敗になっても不思議ではないくらいの絶望的な差が両チームの間にはあったように感じました。


原辰徳監督は日本シリーズ2年連続4連敗という歴史的な屈辱を味わったわけですが、

クライマックスシリーズでも過去に4戦4敗を1回、3戦3敗を2回とストレートでの敗退を数多く経験していますので、

どうやら原監督は短期決戦を苦手としているように思えます。



ただ、原巨人のこれまでの主なレギュラーシーズンを振り返ってみますと、

就任1年目の2002年は開幕からいきなり3連敗しながらも結果的にリーグ優勝。

その他にも2008年は開幕5連敗からリーグ優勝、続く2009年も開幕2連敗からのリーグ優勝、

2012年に至っては開幕8試合で1勝7敗からのリーグ優勝ということで、短期決戦に弱いと言うよりも、立ち上がりに弱いタイプであることがわかります。


来季もし日本シリーズに出場するようなことがあったならば、そのことを自覚した上で、

最初の2試合くらいは捨てゲームにする覚悟で、第3戦あたりにエース級を持ってくるような感じで臨めば、

日本シリーズに対する苦手意識も克服できるのではないかと思うのであります。


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今回に関して言えば全試合DH制を導入したことも不利に働いたことは周知のとおりです。

元々原監督はDH制賛成論者で、この機会に工藤監督の提案を受け入れて、セ・リーグの導入への布石にしようと企んだのでしょうが、

策士策におぼれる感じで巨人はDHが全く機能しませんでした。

しかし、せっかく全試合DH制ならば、阿部慎之助2軍監督を現役復帰させればよかったのにと思ったものです。



あと、第2戦は2-13と大敗しましたが、唯一の得点となる本塁打を放ったウィーラー選手、出場7投手のうち唯一無失点に抑えた高梨投手、

あるいは全4試合で3つ死球を受けるなど最も出塁した中島選手などの活躍を見ますと、

レベルの高いパ・リーグ出身の選手の必要性が高まったと言えるでしょう。


私は昨年、楽天からFA宣言した美馬学投手、ロッテからFA宣言した鈴木大地選手を原監督が獲得に動いたことに対して、



もうFAで他球団から獲る必要はない的なことを述べてしまったのですが、

今になって思えば、もしそのパ・リーグで鍛え抜かれた2人が巨人に入っていれば、

今回の日本シリーズの結果も多少は変わっていたかもしれないと悔やむのであります。