糸秋光茶会
本日、裏千家淡交会京都西青年部の糸秋光(きっこう)茶会に行ってきました。
場所は、旧三井家下鴨別邸という素晴らしいところです。
7月開催予定の京都西青年部の茶会が台風で中止となり、その担当者も合同で参画しました。
それ故、濃茶席と薄茶席の2席が設けられました。
糸秋光とは、今回の茶会のために設えられた造語で、秋月と結びがテーマとなっています。
青年部という結びつきがなければ、そもそもこの茶会に参加することもなかったと思います。
赤い糸ではないですが、眼に見えないものに手繰り寄せられたのかもしれません。
以下のような趣向で、お茶を楽しみました。
濃茶席
軸 悠然 菊画 淡々斎画賛
茶碗 玄々斎手捻黒楽
茶杓 銘 柿太郎 鵬雲斎大宗匠
主菓子 月兎 俵屋吉富製
薄茶席
軸 月 大亀老師筆
干菓子 栗琥珀 千代結 俵屋吉富製
干菓子器 八角盆
茶碗 大樋焼
薄器 毬
茶杓 銘 円満 有馬頼底老師
今月は雨が多かったのですが、今日は雨が降らずに済み、茶会の開催に影響がなくて良かったです。
「糸」 中島みゆき
縱の糸はあなた 橫の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます