花吹雪
本日は、鶴屋八幡で毎月第一日曜日に開催される曙会に初めて行ってきました。
ブログを拝見させてもらっている表千家流の先生が釜を掛けるので、折角なので足を運んできました。
表流のお席は、約15年前に沼津の御用邸で行われた茶会に横浜の先生と遠征して以来でした。
たまにNHK教育テレビで表千家流の番組を見ることはありましたが、実際に見ているとその違いに新鮮な感じがしました。
食籠の扱いは少し勉強していきましたが、道具にある花押は不勉強であまりよく分かりませんでした。
それでも、流派の違いを超えて茶席の趣向や雰囲気を体感することはできるものです。
以下のような桜の趣向で、お茶を楽しみました。
軸 一夜落花雨 満城流水香 益州老師筆
主茶碗 早船写 弘入造
主菓子 花吹雪 鶴屋八幡製
桜宮などは大勢の桜見の人達で溢れていました。
映画「日日是好日」では寄付に即中斎の軸が掛けてありましたが、今回も寄付に即中斎の短冊が掛けてあり、家元の軸は本席に掛ける印象が個人的にはあるので、流派の違いなのかもしれません。