ひさしぶりのクロマチックハーモニカの個人レッスンでした。
念のため、前日に有生(ゆう)先生にメールを入れて確認しました。
コロナで騒がしい時期ですし、私の方は行ってもいいねんけど、
先生宅では「来てもらっては困る」と思ってはったらあかんしね。
でも、大丈夫でした
前回から24日もあいてるので、ちゃんと練習したところを聴いてもらわなあかんねんけど…
吹きながらいろんな考えが めぐるめぐる
たとえば、
『あっいま 舌足らずになってしまったぁ』と同時に
『もうええかぁ。模範演奏が流れてるから任せよう』 と思ってしまうんです。
あかんあかん
自分が選んだ曲なのに … ここは任せたらあかんねん。
新しい練習曲の場合、最初は模範演奏で練習し…アドリブの細かい音が掴めるようになったら、
そろそろカラオケの伴奏に合わせて演奏するようにしなくては
慣れてしまった練習方法をかえたくない、がんこな自分をみ~つけた
音符もダンス
では久しぶりに行ってみましょう
きままなふろく
最近のコロナウイルスの騒動で、ふと子どもの頃読んだ本を思い出しました。
『空気がなくなる日』 岩倉政治(文) 二俣英五郎(絵)ポプラ社
ネタバレします
明治43年にとある田舎で7月28日に五分間、地球から空気がなくなってしまうという話が広まる。
そのデマを聞いて校長先生がこどもたちを心配して息をとめる訓練を始めたりする。
当時空気を貯めておける道具のひとつが自転車のチューブや氷袋。
やがてそれらは異常な値上がりをして貧乏な農家はそれを買えず、死への緊張感が高まっていく。
貧農の親が借金してでもせめて末の子に氷袋を買おうとするのを
「うちのものがみんな死んでいくのに おらだけ生き残っておられるかい!」と末の子が言う。
そしてこどもたちは口々に「死んでこましょ」と言いあう。
当日、地主の息子のうすのろ大三郎だけが、自転車のチューブを6本つけてきたので、面白い様子にみなに笑われる。
貧農の家族はその時間が過ぎた後も生きていて、みなで笑いあった。
これはゴムを高く売りつけようとした人の流したデマとあとでわかった。
この話をもとにしたのがドラえもん『ハリーのしっぽ』らしい。
……………
不安な気持ちや緊張感。必要なものがなくなっていくこと。
でも、家族はみんな一緒やと団結する。
どんな親でも子に生きのびてほしいと思う。
こどもたちはその子を笑うが、憎むことや恨むことはない。
今の時代もそうなのかなと思う。
本日もお越しいただきありがとうございました。