【Itsuki】イツキ

 

ビストロルボルの姉妹店として、2017年にオープン。

コスパ最強イタリアンとして2年半、多くのユーザーがあししげく通っていた『Itsuki』さん。

オープン当初は、驚きの内容の1000円ランチを求めて通っていたなぁ。

その後、メニューをブラッシュアップして、昼・夜共に予約優先のコース設定となっていった。

 

2019年、移転を宣言して一旦閉店。

多くのファンが新店舗を心待ちにする中、2020年5月、満を持してリニューアルオーープンを果たされました。

 

旧店舗 シェフの情報記事はこちら

 

コロナ過で、大変なタイミングになってしまいそのご苦労は察するに余りあります。

改めまして、オープン本当におめでとうございます。

 

地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」1番出口から徒歩5分。

以前の店舗の目と鼻の先に移転。

しかし、店舗の雰囲気も内容も相当クリエイティブに生まれ変わってました。

 

通りから、店舗が入るビルへと続く石畳、雰囲気あります。

ワクワクしてきます。

 

ビルのエントランス続く扉に近づくと、『Itsuki』のロゴが浮かんで見えてきます。

扉から入り、お店へと続く自動ドアを開けると、木をふんだんに使った、ハイセンスな空間が広がってました。

 

カウンターは6席。

新店舗のカウンター席は、厨房より一段高くなっているため、大坪シェフの見事に手さばきを俯瞰してみることが出来、圧倒的なライブ感を味わえます。

 

4人掛けのテーブル席は、手入れされ、ライトアップされた中庭を望みながら料理を楽しめます。さらに、カウンターより一段高くなっていることから、ここからも厨房のライブ感を楽しめるよう設計されていました。(少し遠いですが・・・)

 

入り口付近にはテーブル席がもう一つ。

こちらは丸テーブルでより仲間と近い距離で料理を楽しめるよう配慮されています。

 

【LUNCH】

¥4,500

 

【DINNER】

¥8,000

 

どちらもお任せの1コースのみ。

これまでも圧倒的なコスパでファンの胃袋を掴んできたイツキさんだけに、

このお値段でどこまで楽しませていただけるか、期待で胸が高まります。

 

お酒は、お任せでグラスワインの単品提供もありますが、

◆ワインコース3種 ¥4,000

◆コース料理とのペアリング ¥7,000~¥11,000

もあります。

 

旧店舗では、ワンオペでやられてましたが、新店舗では素敵なソムリエールのパートナーさんによるワイン提供が楽しめます。

今回は、ワインコース3種をオーダー。

4人で伺いましたが、それぞれの好みに合わせて別々のワインを3種づつ提供していただきました。

 

Laherte Freres Brut Ultradition

ブリュット ウルトラディション ラエルト フレール

乾杯はこちらで。

 

【フォアグラ 蜂蜜】

口取りは3品。

まずは、イツキさんのスペシャリテと言ってもいいくらいのこちら。

フォアグラのソテーに蜂蜜のアイスと生姜の泡を合わせた口取り。

温かいと冷たい、塩っ気と甘さ。対比の妙を楽しめます。

 

【洋梨 プロシュート】

口取り二品目。

北海道の洋梨にパルマ産のプロシュートクルードを纏わせて。

プロシュートの塩分を活かすように、塩味の少ないフレッシュチーズ、ストラッキーノを敷いて。

こちらは群馬県産みたいですね。ヨーグルトのような爽やかさと洋梨がいいコンビ。

 

【栗】

口取り最後は、温かい栗のスープ。

優しい甘さの栗のスープに、蒸かした栗を惜しげもなく削ってあります。

秋を感じずにはいられません。

 

ここで、玉手箱の登場です。

 

【パン】

◆グリッシーニ

◆ペコリーノロマーノとオレガノのクッキーを乗せたフォカッチャ

クッキーの噛んだ時に口に広がる風味がすごい。

◆カカオのソフトフランス

カカオ感が強く、チョコパンではなく、カカオパンに納得。

◆クルミとレーズンのパン

ふんわり柔らか。

 

【真鯖 胡瓜】

前菜は、淡路の真鯖を酢で締めてから皮目を炙って。

すりおろした胡瓜にライムを加えたソースがものすごく美味しかった。

オクラやトマトと一緒に、最後の夏を惜しむような一品。

 

【本鮪 フェンネル】

この日の料理で一番感動!

青森県側、大間のお向かいさん、北海道は函館戸井漁港の本鮪。

国産最高峰の本鮪の大トロを炭火で軽く炙って。

合わせるパプリカのソースにビックリ。これは凄い。

秋ナス、焦がしプチトマト、焼き銀杏もいい仕事してますね。

 

【南瓜 ゴルゴンゾーラ】

ここまでは比較的あっさり目が続いてましたが、ここでガツンと。

南瓜のラビオリとフリットにした南瓜に、強い塩味のゴルゴンゾーラのクリームソース。

 

【みかわ牛 里芋】

メインはシンプルに。

みかわ牛のランプを炭火で焼いて。

付け合わせと言うよりは、もう一つのメインが里芋。

コンソメで炊いた里芋を外がカリッとなるように揚げて、生落花生のピューレの上に。

更にその上には、秋トリュフに足を突っ込んだサマートリュフをたっぷりかけて。

 

【甘鯛 木の子】

甘鯛をパリパリのうろこ焼きにしたオイルパスタ。

松茸、舞茸、椎茸と茸オールスターの競演。

カラスミとネギ、スダチで全体を締めて。

パスタは、以前と同じように〈小・中・大〉から量を選べます。

もちろん、大で。

 

【いちじく 紅茶】

デザートは、旬の無花果をドーンと。

下にはアールグレーのカタラーナ。

上にはブリュレしたアールグレーのソース。

フランボワーズのソースとピスタチオのクランブルをアクセントに。

 

【ミントティ 焼き立てフィナンシェ】

食後のドリンクは、

珈琲/エスプレッソ/カフェラテ

ダージリン/アッサム/アールグレー

カモミール/ミント

から選べました。

ハーブティがあると、やっぱりハーブティを選んでしまう。

 

どれも丁寧なお料理で、手際の良さ、秀逸の提供タイミングは健在。

 

ワインは、良くわかりませんのでズラズラと・・・

Canlibero V For Vittorio
カンリベッロ ブイ フォー・ヴィットリオ

 

ビオ・ヴィオ リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ヴェルメンティーノ ”アイモネ”

 

リッキ ガルダ シャルドネ “メリディアーノ”

 

Alla Costiera Bianco Costiera
アッラ・コスティエッラ ビアンコ・コスティエッラ

 

Grayasusi Etichetta Nera Ceraudo

グライヤスジ エチケッタ ネーラ  チェラウド

 

Agricolae Crealto

アグリコラーエ クレアルト

 

Tenute Tonalini Rosé de Noir

 

MUFFATO DELLA SALA
ムッファート・デラ・サラ

甘くて気品のある、香り高い貴腐ワイン。

 

Ananda Liquore al Cacao 

エービーセレツィオーネ リクオーレ アル カカオ “アナンダ”

これはすごかった。まるごとカカオの高貴な香りがスドンときます。

お酒好き、カカオ好きには絶対オススメ。

 

これまでの『Itsuki』さんの良さに更に磨きがかかった新たなステージ。

本当に堪能させていただきました。

気軽な会食から、記念日、お祝い、接待とどんなシーンでも使えるオールラウンダー。

 

ご馳走さまでした。

 

【 Itsuki 】
住所:愛知県名古屋市中区千代田2-10-2-3 オーシャンスクエア1F
電話番号:052-252-0300
定休日:水曜日 不定休日あり
営業時間:11:30~14:30 (12:30 L.O.)
               18:00~23:00 (20:00 L.O.) 
お店URL

 


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