シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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異色のブラコン演奏ビデオ

2019年05月22日 | 渋い作曲家といえば
左写真は YouTube から David Garrett kommentiert und spielt Brahms (https://www.youtube.com/watch?v=02vEFwmVZCE)。 2013/08/17 に公開。 右はブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲 CD。
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クロスオーバー分野で活躍するヴァイオリニスト デヴィッド・ギャレットのベルリンのフィルハーモニー・ホールでのブラームスのヴァイオリン協奏曲の演奏ビデオが投稿されています。 演奏前と演奏中にもギャレットのコメントが入る事から、放送用の映像かも知れません。

また 楽章ごとに拍手が起きますので、聴衆も普通のクラシック愛好家ではないようです。
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Johannes Brahms Violinkonzert D-Dur op. 77

 Aufzeichnung vom April 2013 aus der Berliner Philharmonie. Mit den Festival Strings Luzern unter der Leitung des indonesischen Dirigenten Adrian Prabava.
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この演奏会は一応クラシックの演奏会ですが、独奏者のギャレットは背もたれのない 高い椅子に腰掛けて演奏し、服装もワイシャツ 背広 色違いのズボンで、しかも髪を後ろで束ねていますから、全くギャレット風の独自スタイルです。 演奏前にマイクで聴衆に語りかけるのもギャレット風?

伴奏はルツェルン祝祭弦楽合奏団、指揮はアドリアン・プラバーヴァ。 常設の楽団ではないようで、若い女性奏者が何人も入っています。 照明も独奏者と指揮者に明るいライトが当てられ、楽団全体には薄暗い照明・譜面台には明るい光が当たるようになっていますから、これも普通のクラシックの演奏会とは違いますね。

演奏そのものはいいと評価します。 けれど 曲途中で 独奏前にギャレットのコメントが被るのは、鑑賞を邪魔するビデオ編集かと思います。 こういう映像だと 曲に身を入れて聴くことができず、聞き流して見終わったら それっきりで、繰り返し観たいとは思えなくなりますね。

ヒゲ面のまま、長髪で髪を後ろで束ねるというのはロック奏者風でもあります。 ヒゲ面で思い出しましたが、英国人のヴァイオリニスト ナイジェル・ケネディも似たような風貌だったかと記憶しますから、最近 この手のヴァイオリニストが増えているのかも知れません。

冒頭右の同曲の CD は、サポートがメータ指揮イスラエル・フィルですから、見つけたら購入してみようかと思います。 先日 実際 見つけたのですが、なぜか手が出ませんでした。 名演奏盤は多いですからね。
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日本人奏者ものなどを探したのですが、樫本・ミュンフン・ドレスデンしかないですね。 庄司はいずれ出るのではと期待しています。 諏訪内は難しいのではないかと思います。 他にも上手い奏者は多いのですが、上手いだけでは CD は出ないはずです。 何か話題性がないと発売会社も売上が見込めないので出さないと想像します。

ヒゲ面・ポニーテールのヴァイオリニストは日本人にはいないですし、そうした奏者はやはり ロック音楽会向きですね。
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ウィキペディアから __ デヴィッド・ギャレットはドイツ出身のアメリカ合衆国のヴァイオリニスト兼モデル。 父親はドイツ人、母親はアメリカ人で、本名はダーフィト・ボンガルツ (David Bongartz) といい、ギャレットは母親の旧姓。

ドイツのアーヘンで1980年 生まれる。 父親は法律家兼弦楽器専門の骨董商兼ヴァイオリン教師。 4歳の時にヴァイオリンを習い始めた。 7歳になるとリューベック音楽院で学び、12歳でポーランド出身の大ヴァイオリニスト イダ・ヘンデルに師事するようになり、13歳でドイツ・グラモフォンと契約し、2枚の CD を録音し、ドイツやオランダのテレビに出演した。

 黄金時代の名器の一つに数えられる「ストラディヴァリウス・サン・ロレンツォ」を提供されて使うようになる。 17歳のときに両親に内緒でジュリアード音楽学校の試験を受け合格し、ニューヨークへ移る。 2年後にはラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスの指揮の下にベルリン放送交響楽団と共演し、評論家から称賛を受けた。 この結果 ハノーファー万博2000に招待されて出演している。 その後はロンドン王立音楽大学に学び、21歳で BBC プロムスにも出演。 2004年にはジュリアード音楽学校を卒業した。
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今日はここまでです。

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