エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

“ダイナマイト”~“ノーベル賞”

2020-07-04 16:17:09 | “現代医学の功罪” 関連
1866年、スウェーデンの「アルフレット・ノーベル」氏は、ダイナマイトを商品化しています。 町で鉄工所を営んでいた「ノーベル」は、危険な“ニトログリセリン”の取り扱いを誤り、地面に落下させたのが始まりです。 本来であれば爆発し大怪我ないし死亡した筈が、ニトログリセリンが落ちた床は、たまたま珪藻土が敷かれていたそうで、偶然にも大事故を免れたと言うのです。 そこで、ニトログリセリンを珪藻土に染み込ませると爆発しない事を、偶然に発見したのです。 液体のニトログリセリンを、珪藻土入りの筒に閉じ込め、雷管(導火線や電気式)で爆発をコントロールできるダイナマイトを、大量に製造し商売を始めたそうです。 やがて “ダイナマイト”から、“弾薬”・“砲弾”の兵器(軍用)に転用され、莫大な資産を築き上げた様です。
その資金が、後に“ノーベル賞の軍資金(軍需だけに)なったのは有名な話です!



近年 大勢の学者や研究者は、ノーベル賞を狙い競っています。 その目的は、純粋に地位と名誉であって欲しいと思います。 しかし「アルフレット・ノーベル」が得た一攫千金の方が遥かに魅力的です。 ノーベル賞は、学者や組織にとって“金字塔”です。 “金メダル”が名誉を生み、名誉が“金”を生むのです。 大発見が、世の中の倫理や秩序を乱れさせようが、そんな配慮など一切お構いなしです。 ダイナマイトが、世の中に幸福を齎したでしょうか? “戦争”・“自然破壊”・・・ 不幸を齎した面が多い筈です!

ここ数年、日本人のノーベル賞受賞者が、目立って増えています。 日本の研究者が、世界に認められた証です。 “ノーベル賞”は、学者にとって最高峰の“名誉”です。 学者が“取る”&“取らない”は、ある意味「天国地獄」と言えます!

京都大学」と「理化学研究所」の攻防 

京都大学教授「中山 伸弥」氏は、2012年 iPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究が認められ、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。 病んだ臓器の再生と言う、患者に一縷の希望を与える夢の医療です。 しかし、実用化に向けた実験や研究は、数十年の歳月を要すると「中山」氏は明言していたと思います。 それが、日本中のあらゆる大学病院や研究機関で、明日にでも医療に進展できるが如く、実用化を進めています。 そこには、勘違いがあると思います。 「中山」氏の論文を、如何に都合よく展開したところで、理想の医療など生まれる筈はありません。 再生細胞は、安全な医療ではないのです。 他家(人)の細胞や外来のウイルスを培養した試薬は、患者の生体に“拒絶(反応)”を齎すのは明らかです。 倫理に反する医療研究は、今すぐ止める必要があります! 
2年前 大阪大学は、再生細胞の論理を用い、40代の女性に“角膜移植”を行いました。 報道では 成功したとありましたが、その後の“移植話”を聞きません。 何に問題があるのか? 成功したのであれば、結果を報告する冪です!    

◎ 2014年、京都大学にノーベル賞を 先越されたと焦った理化学研究所は、秘密兵器として「小保方 晴子」氏をアメリカから招き、 STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)を発表しました。 美人学者の登場は、センセーショナルでした。 研究内容と「小保方」氏の容姿に、不信感(ギャップ)があり過ぎた。 案の定、論文にミス(捏造)が多く、短期間でマスコミの標的になり挫折しました。 しかし、STAP細胞の公開を焦ったのは理化学研究所であって、研究グループの一人「小保方」氏ではありません。(組織の暴走) STAP細胞の研究は、動物実験の成功でほぼ完成の域まで達していたと思います。 論文が未熟だから、全ての実験・研究に問題がある? その結論は、飛躍し過ぎです!

「中山」氏の“iPS細胞”と「小保方」氏の“STAP細胞”は、どちらも“基礎研究”です。 論文に、信憑性がないのは当然です。 元々、“仮説”ですから。 それが「天国地獄」に二分された。 ノーベル賞とは、一体何でしょうか? 「中山」氏が“天国”で「小保方」氏が“地獄”、その差は 理解できません! 「京都大学」対「理化学研究所」の勝負は、どちらが勝者で敗者か そんな問題ではありません。

「中山」氏の“iPS細胞”は、アップル社の“iPad”を拝借した名称です。(氏の証言) “iPS再生細胞”の生みの親「中山」氏が、なにゆえ“実証試験”に関わらないのか? ノーベル賞により「ダイナマイトに導火線を取り付け、点火爆発を他人の手に委ねる」その手法は 理解できません! “新型コロナ”の見解でも、アバウトな“ファクターX”を示すのは、如何なものでしょうか? “A”でも“B”でも、科学的根拠を基に発信する冪です! 「中山」氏に対し、無礼を承知で“思いの丈”を記しました。

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