(189) 見守り修一
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。
季節の設定は常に真夏である。
登場人物
須藤良子(12。小6) 169㎝。髪をポニーテールに結んだ目を瞠るような美人。
須藤志保(35) 170㎝。良子の母。清楚な美人。
玲子(35)志保の友人のホステス。ちょっとくずれた感じの気のよさそうな美人。
ひょっこり男(35)マスクをしてても馬鹿さが一目で分かるあほ面。
薬局の温厚そうな店主(50)
N=ナレーション
刀を持って玄関に向かう修一の背に向かって不安そうに、
玲子「ねえ・・・」
玲子「二人をさらったやつらのヤサにカチコミにゆくの?」
靴を履きながら意外そうに振り向き、
修一「玲子さんの口からそがあな垢抜けた言葉を聞くとはのう」
玲子「(照れて)その筋の人もお店に来るから自然に専門用語を覚えちゃうの」
不敵な表情で、
修一「その筋とやらのヤツが迷惑じゃったら俺が始末しちゃろか?」
慌てて胸の前で両の掌を振り、
玲子「ノーノー。大人しくて気前のいい太い客だから全然迷惑じゃないのよ」
外通路に出て部屋の鍵を掛けながら背後に立ってる玲子に、
修一「ま、玲子さんに迷惑かけんのなら見逃しちゃろか」
玲子、鍵をかける修一の背を慄然として見る。
階段を下りる修一の後ろについてゆきながら、
玲子「心配だから私も一緒に行っていい?」
下着がチラっと見える玲子に振り向いて見上げ、
修一「血の海を見ても平気なら構わんが」
あっけらかんと、
玲子「血なんか毎月見慣れてるから全然平気よ」
○駐輪場
マンションの裏にある屋根つき駐輪場を上から俯瞰して描いた絵。
修一はガラガラの駐輪場の一番手前に停めてあるアパッチのトランクの鍵を開けようとしている。
玲子はアパッチの大きなシートを見てほんのり頬を染め、
玲子(おっきなシート。この上で出来そう・・・)
《ここから2コマは玲子の妄想》
スカートをまくり上げた玲子がシートに仰向けになって、ズボンを下した修一に挿入されてる場面を妄想し、
玲子(いきなり挿入して3擦り半で出しちゃってもかまわないから入れられたい・・・)
尚も修一に挿入されてる場面を妄想し、
玲子(ここんとこ高齢客の半勃ちチ○ポとしかやってないから岩城さんの硬い物でズブリと突かれたいな・・・)
《妄想終わり》
トランクからメットを取り出しかけてた修一に股間を見つめられて我に返り、
玲子「えっ?」
修一が無表情で眼前に迫ってきたので頬を染めて焦り、
玲子「え、ええ?・・・」(妄想が現実になっちゃうの?)
修一、両手でスカートの裾を掴む。
そして下着が露わになるほどスカートをめくりあげる。
羞恥を滲ませてパンツのゴムに手をかけて脱ぎかけ、
玲子「やっぱりヤルのね・・・」(いつ人が来るか分かんないからすんごいスリル)
突然、両腋に手を入れられて軽々と抱き上げられたので戸惑い、
玲子「え?そんな体位があったっけ・・・?」
抱き上げた玲子をシートに跨らせ、
修一「スカートをまくらにゃシートに跨れんけんね」
メットを被りながら照れ、
玲子「てへ、ここでヤルのかと早とちりしちゃった・・・」
注、タンデムで商店街を走っている。
スカートがまくれあがって、むき出しになった太腿のアップにブルルルとエンジン音に2人の声、
「ねえ、岩城さん」
「なんでござる?」
商店街を走りながら、
玲子「誘拐犯のヤサがどこか分かってるの?」
修一「いつかこうなるだろうと良子ちゃんに見張りをつけとったんじゃ」
玲子「(驚き)えっ、良子ちゃんを見守ってあげてたの?」
修一「あの子は男を欲情させる不思議な魔力をもっちょるけんね」
メットを被った修一の後頭部を疑わしげに見て、
玲子(良子ちゃんをそんな目で見てたって事は、ひょっとしたら・・・)
玲子(もうヤッちゃったの?・・・)
風防に写ってる地図の一か所が点滅してる絵のアップに修一の声「この点滅しとるとこにおるはずじゃ」
修一の肩越しに風防の地図を覗いて驚き、
玲子「すんごいハイテク風防・・・」
百m前方。ひょっこり男が自転車で車道の中央寄りを走っており、対面からワゴン車が迫っている。
ひょっこり男がワゴン車にぶつかるように突然ハンドルを右に切る。
ワゴンの運転手が「ひっ」と目をむいて驚く。
前方三十m先で、ひょっこり男が別の車にぶつかりかけてるのを見て、
玲子「あっ、ひょっこり男。あんなけニュースになったのに懲りないヤツ」
ひょっこり男の後ろ姿を見て、
修一「ほーう、アレがひょっこりか?」
玲子「一体どんなけの人があいつにヒャッとさせられた事か」
玲子「どうせやるんならヤクザの車に仕掛けてボッコボコにされりゃいいのに」
スカートからむき出しの太腿のアップに玲子の声、
「あんな馬鹿でも一応相手を見て仕掛けてるのかな?」
玲子「警察はなぜあいつを捕まえないのかしら?」
修一「警察なんかアテになるかや。天に代わって俺が駆除しちゃる」
修一がアクセルを「ブオーン」とひねった絵のアップ。
突然スピードを出したので恐れ、
玲子「え、ええ、どうする気?!」
ひょっこり男、グオーンというエンジン音に気づいて振り向く。
アパッチが猛スピードで突っ込んでくるのを目にし、恐怖にバカ面を歪めて「ひっ」と叫ぶ。
ひょっこりをはねる瞬間、
修一「ド腐れが。死にさらせ!」と怒鳴り、玲子が「きやあーっ」と叫ぶ。
ドゴッと跳ね飛ばされたひょっこりが宙高く吹っ飛ぶ。
ひょっこり、電柱の足掛けに背中からズブッと刺さり胸に突きぬけて絶命する。
停まって、後方の電柱にぶら下がったひょっこりを仰ぎ見て、
修一「即死するとは運のええヤツよ」
修一「急いどらんにゃ目をくりぬいてナマスに刻んじゃるんじゃが」という修一に慄然と見惚れ、
玲子(シ、シブい。玲子は貴男に惚れました・・・)
股を開いた玲子のパンツがジュワと濡れる絵のアップ。
玲子に振り向き、
修一「濡れたか?」
羞恥を滲ませてコクっと頷き、
玲子「もう一瞬でズブズブ・・・」
アクセルを回す絵のアップ。
走り去るアパッチを後方から描いた絵に修一の声、
修一「あの程度で濡れるんなら・・・」
不敵に笑み、
修一「これから起こる事を見たら脱水症状になるぞ」
うっとりした表情で修一の背にしがみ付き、
玲子「何が起こるのか楽しみー」(ああ、このままずっと頼もしい岩城さんの背中にしがみついときたい・・・)
白衣を着た薬局の店主(50)が店の前からひょっこりを見上げ、
店主(いいざまだ。カラスに食われて骨になっちまえ)N『と、町内の住民は快哉を叫びこそすれ、だれ一人通報する者はいなかったーー』
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。
季節の設定は常に真夏である。
登場人物
須藤良子(12。小6) 169㎝。髪をポニーテールに結んだ目を瞠るような美人。
須藤志保(35) 170㎝。良子の母。清楚な美人。
玲子(35)志保の友人のホステス。ちょっとくずれた感じの気のよさそうな美人。
ひょっこり男(35)マスクをしてても馬鹿さが一目で分かるあほ面。
薬局の温厚そうな店主(50)
N=ナレーション
刀を持って玄関に向かう修一の背に向かって不安そうに、
玲子「ねえ・・・」
玲子「二人をさらったやつらのヤサにカチコミにゆくの?」
靴を履きながら意外そうに振り向き、
修一「玲子さんの口からそがあな垢抜けた言葉を聞くとはのう」
玲子「(照れて)その筋の人もお店に来るから自然に専門用語を覚えちゃうの」
不敵な表情で、
修一「その筋とやらのヤツが迷惑じゃったら俺が始末しちゃろか?」
慌てて胸の前で両の掌を振り、
玲子「ノーノー。大人しくて気前のいい太い客だから全然迷惑じゃないのよ」
外通路に出て部屋の鍵を掛けながら背後に立ってる玲子に、
修一「ま、玲子さんに迷惑かけんのなら見逃しちゃろか」
玲子、鍵をかける修一の背を慄然として見る。
階段を下りる修一の後ろについてゆきながら、
玲子「心配だから私も一緒に行っていい?」
下着がチラっと見える玲子に振り向いて見上げ、
修一「血の海を見ても平気なら構わんが」
あっけらかんと、
玲子「血なんか毎月見慣れてるから全然平気よ」
○駐輪場
マンションの裏にある屋根つき駐輪場を上から俯瞰して描いた絵。
修一はガラガラの駐輪場の一番手前に停めてあるアパッチのトランクの鍵を開けようとしている。
玲子はアパッチの大きなシートを見てほんのり頬を染め、
玲子(おっきなシート。この上で出来そう・・・)
《ここから2コマは玲子の妄想》
スカートをまくり上げた玲子がシートに仰向けになって、ズボンを下した修一に挿入されてる場面を妄想し、
玲子(いきなり挿入して3擦り半で出しちゃってもかまわないから入れられたい・・・)
尚も修一に挿入されてる場面を妄想し、
玲子(ここんとこ高齢客の半勃ちチ○ポとしかやってないから岩城さんの硬い物でズブリと突かれたいな・・・)
《妄想終わり》
トランクからメットを取り出しかけてた修一に股間を見つめられて我に返り、
玲子「えっ?」
修一が無表情で眼前に迫ってきたので頬を染めて焦り、
玲子「え、ええ?・・・」(妄想が現実になっちゃうの?)
修一、両手でスカートの裾を掴む。
そして下着が露わになるほどスカートをめくりあげる。
羞恥を滲ませてパンツのゴムに手をかけて脱ぎかけ、
玲子「やっぱりヤルのね・・・」(いつ人が来るか分かんないからすんごいスリル)
突然、両腋に手を入れられて軽々と抱き上げられたので戸惑い、
玲子「え?そんな体位があったっけ・・・?」
抱き上げた玲子をシートに跨らせ、
修一「スカートをまくらにゃシートに跨れんけんね」
メットを被りながら照れ、
玲子「てへ、ここでヤルのかと早とちりしちゃった・・・」
注、タンデムで商店街を走っている。
スカートがまくれあがって、むき出しになった太腿のアップにブルルルとエンジン音に2人の声、
「ねえ、岩城さん」
「なんでござる?」
商店街を走りながら、
玲子「誘拐犯のヤサがどこか分かってるの?」
修一「いつかこうなるだろうと良子ちゃんに見張りをつけとったんじゃ」
玲子「(驚き)えっ、良子ちゃんを見守ってあげてたの?」
修一「あの子は男を欲情させる不思議な魔力をもっちょるけんね」
メットを被った修一の後頭部を疑わしげに見て、
玲子(良子ちゃんをそんな目で見てたって事は、ひょっとしたら・・・)
玲子(もうヤッちゃったの?・・・)
風防に写ってる地図の一か所が点滅してる絵のアップに修一の声「この点滅しとるとこにおるはずじゃ」
修一の肩越しに風防の地図を覗いて驚き、
玲子「すんごいハイテク風防・・・」
百m前方。ひょっこり男が自転車で車道の中央寄りを走っており、対面からワゴン車が迫っている。
ひょっこり男がワゴン車にぶつかるように突然ハンドルを右に切る。
ワゴンの運転手が「ひっ」と目をむいて驚く。
前方三十m先で、ひょっこり男が別の車にぶつかりかけてるのを見て、
玲子「あっ、ひょっこり男。あんなけニュースになったのに懲りないヤツ」
ひょっこり男の後ろ姿を見て、
修一「ほーう、アレがひょっこりか?」
玲子「一体どんなけの人があいつにヒャッとさせられた事か」
玲子「どうせやるんならヤクザの車に仕掛けてボッコボコにされりゃいいのに」
スカートからむき出しの太腿のアップに玲子の声、
「あんな馬鹿でも一応相手を見て仕掛けてるのかな?」
玲子「警察はなぜあいつを捕まえないのかしら?」
修一「警察なんかアテになるかや。天に代わって俺が駆除しちゃる」
修一がアクセルを「ブオーン」とひねった絵のアップ。
突然スピードを出したので恐れ、
玲子「え、ええ、どうする気?!」
ひょっこり男、グオーンというエンジン音に気づいて振り向く。
アパッチが猛スピードで突っ込んでくるのを目にし、恐怖にバカ面を歪めて「ひっ」と叫ぶ。
ひょっこりをはねる瞬間、
修一「ド腐れが。死にさらせ!」と怒鳴り、玲子が「きやあーっ」と叫ぶ。
ドゴッと跳ね飛ばされたひょっこりが宙高く吹っ飛ぶ。
ひょっこり、電柱の足掛けに背中からズブッと刺さり胸に突きぬけて絶命する。
停まって、後方の電柱にぶら下がったひょっこりを仰ぎ見て、
修一「即死するとは運のええヤツよ」
修一「急いどらんにゃ目をくりぬいてナマスに刻んじゃるんじゃが」という修一に慄然と見惚れ、
玲子(シ、シブい。玲子は貴男に惚れました・・・)
股を開いた玲子のパンツがジュワと濡れる絵のアップ。
玲子に振り向き、
修一「濡れたか?」
羞恥を滲ませてコクっと頷き、
玲子「もう一瞬でズブズブ・・・」
アクセルを回す絵のアップ。
走り去るアパッチを後方から描いた絵に修一の声、
修一「あの程度で濡れるんなら・・・」
不敵に笑み、
修一「これから起こる事を見たら脱水症状になるぞ」
うっとりした表情で修一の背にしがみ付き、
玲子「何が起こるのか楽しみー」(ああ、このままずっと頼もしい岩城さんの背中にしがみついときたい・・・)
白衣を着た薬局の店主(50)が店の前からひょっこりを見上げ、
店主(いいざまだ。カラスに食われて骨になっちまえ)N『と、町内の住民は快哉を叫びこそすれ、だれ一人通報する者はいなかったーー』
つづく