息ができないのって本当に苦しいです! | アメリカでお母さんと看護師やってます

アメリカでお母さんと看護師やってます

アメリカ、ポートランド在住。子育てとナースしてます。

循環器系のところを今期末試験勉強でしてるのですが、なんだかあまりにも運動不足で心拍数が以前より下がってるので心配になってジョギング開始することに。

 

花粉症の悪化、コロナうつされるんじゃないか!と怖がられて避けられることがショックだったのであんまり走ってなかったのです。

 

この間、ひさしぶりに走ったときは日本人ホッケーママ仲間に作ってもらった日本のガーゼを使ったマスクをしてたので、少しは息ができたのですが今日のマスクは化繊二枚縫い合わせたもの。

 

苦しい〜!!!

 

ほんとに息ができなくなって吐きそうになったぐらい。

 

50メートルももちませんでした。

 

で、マスクを外して(私がマスク外して外を歩くのは1月ぶりかも)走ったら、気持ちよかった〜!爽やかっただった!

 

でも、苦しくても息を止めてる原因を取り除くことができない場合があります。

 

警察に膝で首を抑えられてるとき。手が手錠で締められていたら絶対に抵抗できません。

 

50メートル走るほんの数秒でも死ぬ、溺れる!!と思ったほど辛かったのに、これが何分も続いたららどうなるのでしょう。

 

これがジョージフロイドさんの体験したことなのです。

 

で、データも出てるように実際に警察が黒人を殺してしまうこと、多いんです。

 

絶対数では白人の方が多い。でも米国全人口の黒人の割合を白人の割合と比較すると、相対的に黒人の方が多く殺されてることがわかるはずです。

 

看護学校で習う、患者さんの症状ごとのプライオリティのつけかた。

 

基本のABC。airway breathing circulation。これがまずい患者さんは、他のもし下痢でおむつが汚れてしまってる患者さんがいたり、オレンジジュースじゃなくてコーラ頼んだんだけど!!!っていう患者さんがいても、ABCが確保されていない患者さんのところへ急ぎます。

 

それだけ生きるか死ぬかの問題なんです。

 

なのに、BLMなの?All lives matter ALMなんじゃないの?っていう議論は的はずれてます。

 

まずは一番プライオリティの高いところから。命を奪われる対象になりやすい黒人の人々の安全に注目。膝で首を抑えるの違法にしましょうよ。そうしたら、黒人だけじゃなくて他の人種の命だって救われますよね。

 

黒人の人々の命を大切にするからって言って、他の人種はどうでも良いんだ、なんて誰も主張してませんよー。

 

黒人の人々だって、人種差別のしてばかりいて、自分たちは努力不足なんじゃないの?オレンジジュースあるのに、それよりコーラくれ!って言ってるよ(例えです)と。それは一理あるかも。でもまずは基本のABC確保してから取り組みましょうよ。

 

はあ、本当に苦しかった。バカみたいでした。みなさんも気をつけて。気をつければ呼吸できるようになるなんて幸せですが、そができない人たちもいるのです。

 

ジョギング中に見つけたメッセージ。

 

 

 

ここが基本です。

 

BLMじゃなくてALMでしょ!なんて、あげあしのとりあいしてる方、

無駄な労力つかわないで基本に戻りましょうよ。

 

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