【中学受験】「ミライの授業」「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本哲史さんを悼む。
【中学受験】おすすめの書籍 「ミライの授業」(瀧本哲史)
以前、書籍を紹介するこんな記事を書きました。
著者の瀧本哲史さんは、2019年8月に病気で亡くなられました。
その瀧本さんは、東大での2012年度の講義で
「君たちの力で世界を変えていけ」
というメッセージを込めた講演をなさったそうです。
そして、その最後に実際に一人一人が行動してほしい、
8年後の2020年度にここにいる人たちにまた集まり、
これからの時間の答え合わせをしたい、と話したそうです。
残念ながら、若くして亡くなられてしまったので、
それは実現しなかったのですが、
その講義を文章に起こしたのが、表題の書籍です。
せっかくだから、2020年6月30日に読もうと思って、
大切にとっておいたのですが、
先ほど一気に読みました。
「自分の人生は自分で考えて決めてください」
というメッセージが繰り返されており、
僕の年齢で読んでも、学ぶものがありました。
書籍としてはやはり、
「僕は君たちに武器を配りたい」
「ミライの授業」
がお勧めですが、
この２冊を読んだ人は、手に取る価値があると思います。
講演をペーパーに落とし込んだものなので、
とても読みやすくなっています。
今の僕のモードとして刺さったのは以下の一節でした。
「どんなアイデアも、
だいたい地球のどこかで同じようなことを考えている人が、1000人はいます。
なので、むしろアイデアは保護されないし、
守られることはないし、
完全にステルスにすることは難しいと思ってください。
アイデアなんてものに価値はなくてですね。
それをやるメンバーの実行力とかの方が、
はるかに重要なんです」
そう、考えることも大切ですが、
考えに考えたら、それを実行しないといけないんだ、
とあらためて自省する部分があります。
いまWisardのスタッフが取り組んでいるプロジェクトは、
夏期講習明けに日の目を見るはずですので、
頭の片隅でお楽しみにしておいてくださいね。
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