保護者の方に本気で怒られたエピソード 駒場東邦編
いよいよ、2020年度にご家庭に激怒りされたエピソードの第1弾です。
昨年度、送り出した少年のお話です。
彼は第1志望の駒場東邦中学校へ進学しました。
実はこの生徒とは不思議で、ありがたいご縁がありました。
彼が自分の出身の中学校・高校に進学したと思うと感慨深いものがあります。
怒られるまでの前振りが少し長いのですが、よろしくお付き合いください。
楽しみな生徒でしたが、お引っ越しで退室することに
その彼は4年生になったタイミングでWisardに入室し、教室での学習を始めました。
能力がとても高いことはすぐにわかりましたから、
中学受験で頑張ってみましょうという方向に。
5年生になる直前からSAPIXにも通っていただいて、
本格的に準備を始めることになりました。
ところが5年生になるタイミングで都内に転居なさることになり、
Wisardはそのタイミングでやめざるをえなくなりました。
非常に高い読解力を持ち、どこまで伸びてくれるかと期待を抱かせる少年で、
志望校は駒東か海城、というところまではお話が進んでいました。
とはいえ、Wisardは埼玉に1教室しかありませんでしたから、
いたしかなく送り出した形でした。
それからは、季節講習の際にご両親のご実家に戻られるタイミング等で、
お預かりする機会が少しある程度でした。
赤坂算数教室ができたことで、帰還が実現
ところが、意外な展開がありました。
2019年の9月から赤坂で算数の教室を開くことになったのです。
それほど赤坂の近くにお住まいだったわけではないのですが、
彼を赤坂の1期生としてお預かりすることになりました。
東京に教室を開く→彼が戻ってくる
ということは全然予想していなかったので、
望外の喜びでした。
彼のラスト5ヶ月を任せてもらえるだけでも、
赤坂に教室を開いてよかったな、と思ったものです。
Wisard 赤坂算数教室
しかも、明らかに算国の力で押せる2教科偏重型の生徒だったのですが、
算数の成績はいまいち伸び悩んでおり、お預かりするのに格好の状況が整っていました。
高校の同窓会についての不用意なブログ記事を書いてしまう……
そんな時です。
2019年の夏休みということになりますね。
僕は数年ぶりに高校で行う大きな同窓会があり、それに出席しました。
それをブログの記事にしたのです。
【中学受験】駒場東邦の同窓会に行ってきました。
この記事の最後はこんな文章です。
今年の6年生たちにも、自分に合った充実した6年間を過ごせる学校に進学してほしいと思います。
駒東もいいですね。
すごく、いいです。
しかし、ブログをアップした直後は実はこうだったのです。
今年の6年生たちにも、自分に合った充実した6年間を過ごせる学校に進学してほしいと思います。
駒東もいいですね。
すごく、いいです。
今年は進学する生徒がいないのが、残念なくらいですね。
実は、この記事は少年を赤坂教室でお預かりすることが決まった直後に書いており、
駒場東邦を目指す彼が戻ってくることを不覚にも忘れていたのです。
だんだん話の流れが見えてきたところで……後編に続きます。
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