【中学受験】保護者の方に本気で怒られたエピソード番外編「雑魚どもを蹴散らしてくる!!」(2020年中学入試エピソード18)

 
 

第1志望校への道のり

 
前回前々回の続きです。
 
駒場東邦を目指した道のりも、順風満帆というわけではありませんでした。
受験生としての1年間はほとんどの場合、山あり谷あり。
 
うまくいくことも、そうでない時もあります。
その中で子どもが教室で勉強することを楽しむこと、
目標を目指してずっと継続することが大切なんです。
 
 

第1回サピックスオープンで

 
彼の場合も海城の志望も高かったこともあり、
駒東の受験までは様々なハードルが課されていました。
 
まず、僕からは2回の学校別サピックスオープンで、
(ちょうど2020年度は、今日9/22の実施でしたね)
 
2回合わせて100%の合格確率
 
ということをずっと話していました。
2回のテストの判定の合格確率をたし算するのはおかしな計算なのですが、
想定合格点のラインに合格確率50%が設定されているため、
 
「2回のうち1回は合格ラインを超える」
 
ことを目安とすることはよくあります。
 
 

判定は合格確率80%

 
さて、第1回の学校別SO駒東で、彼の合格確率は80%でした。
ほんとうはもうちょっとできたんだみたいなことをブツブツ言いながら、
彼はその成績冊子をさし出してきました。
 
そして、こう言い放ちました。
 
「先生、これで次が20%だとしても合計は100%ですね。
受けるね、これは。
もうゴチャゴチャ言わないでください。
駒東を受けることは、決まりました。
 
受けないという選択肢はないんです!!
 
(合格確率は20%より低い確率は出ません)
 
「わかった。
まあ、いいでしょうね。
約束だし。
あとは100日、しっかり準備することだね」
 
そして、ご家庭から出ていた1月の併願校の合格という条件も満たし、
無事に第1志望校の受験までたどり着きました。
 
 

本番を前にして……

 
そして、これはお母さまから後日談として伺ったのですが、
駒場東邦の校門をくぐるときに、
こう言ったそうです。
 
「じゃあ、行ってくる。
 
雑魚どもを
蹴散らしてくる!!

 
 
受験生としての1年間で、よく成長したと思います。
目標を目指してなにかを継続すること、
岐路となる場面で足をすくませるのではなく、
奮い立って立ち向かうこと。
 
人生はこの繰り返し。
それを12才の少年ができたのなら、
その人生はきっと明るいと思うからです。
 
ちょっと芝居がかっているのも、
それはそれで面白いですよね。
 
いや、ちょっとじゃないかな?
 
 
 
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