今回は昨年度のとある保護者の方から聞かせていただいた、
個人的にはとても嬉しかったエピソードです。
※ちなみにWisardに近い校舎ではなく、遠く離れた校舎でのお話です。
先生に迷惑をおかけしたくないので、個人を特定しようとしないでくださいね。
念のため。
SAPIXに通っている6年生の個人面談の最終盤でのことです。
「アベ先生、そういえばSAPIXの個人面談でのことなんですが」
「ええ。おおよそどのようなお話があったかは伺いましたが、
それ以外にも何かありましたか?」
「やはりもう一歩なんとか算数を上げたいですね、
もう少しいけそうだという担当講師の評価ですから、
という話になったんです」
「それはそうでしょうね。
確かにいまの数字だけ見ると、やや物足りなくは見えるはずです」
「それで、自宅でどんな勉強をしているのかを尋ねられたんです」
「ええ。自然なお話の流れですね。
それで、どんなお話をなさったんです?」
「あまりにしつこく細かく聞かれたので、Wisardに来ていること、
算数はアベという先生に任せているということを、
全て話してしまったんですよ」
「え!?僕のことをその担当の先生に話したんですか(笑)
サピックスの先生は、個別に通っている生徒をあまり快く思わない傾向があります。
僕も昔はそうだったような気がしますし(笑)
それに、〇〇校は一度も行ったことがないです。
〇〇校の先生で僕を知っている人は誰もいないはずですよ」
「それが…………」
次回に続きます。
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