ルノワールの描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」が陽なら
ピカソの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」は間違いなく
陰
妖しい妖しい雰囲気。間違いなく不健全ですが、魔のチカラというか、誰にでも等しく優しい陽よりも中毒性があるように思います。
そんな現象はこちらのお店でも起こりまして。
四季海岸
それこそ妖しい妖しい雰囲気であります池袋駅の北口にございます。
レジ裏には水槽やらが並べられ、和食屋の生簀とはまた違う独特さに妙な感覚に陥ります。
店内は大陸の方と日本人とで半々の割合って感じ。早速メニューを広げして
料理はきのこが沢山食べられそうなこちらを選択。
もちろん飲み放題もお願いします。
んじゃ、乾杯。
と同時に本日のテーマ「陽と陰」ごたる両極端な雰囲気を発するこちらの火鍋がセットされます。
そうしましたら、その後は堰を切ったように具材が陸続とやって参りまして
そしたら、何だか気が急いてボチャボチャ鍋に具材を放り込んでいたら
「フツーハ、ソンナイッペンニイレナイ」
店員のお姉さんに叱られるの巻。。。
しかし、もうここまで来たら行くしかない。開き直って更にボチャボチャやりまして、まずは陽たる白からいただきます。
うん、牛骨スープですが、非常にあっさりしています。薬膳感も程々でクセがなくどなたでも美味しくいただけるでしょう★★★☆☆ しかし、優し過ぎる感もあって具材によって、例えばレタスを一瞬でもスープに潜らすとレタスの香りがスープに移ってしまったりと難もございます。
では、一方の陰「赤」はいかがでしょうか。
暴力的だけど背徳的な美味さ★★★★☆
ガッツーンと振り抜いた辛さと手加減なしのスパイス使いに始めたじろぎますが、食べ進めていくうちにジワジワとその魔に取り憑かれていきます。そして、気付けば白に具材を投入するコトはなくなり、赤の方にボチャボチャやるようになっています。こりゃ、中毒性の勝利。陰の勝ちだな。
もっとも中毒性であれば酒が一番なのですが。。。
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