デリバリ―組のうしこ
いつも鼻ズビズビの、うしこ
2年前に、空き家の屋根裏を追い出されてから、寒い冬を2度も持ちこたえてくれた、うしこ
前回、ズビズビとくしゃみが酷くなった時、保護できなかった、私の弱さ・・・
今回は迷わなかったよ
家族になろうね
今日、お店の休憩時間に、うしこがいる場所の家の方と偶然会った。(この人は、ご飯をあげてるわけでもなく、逆に居着かれて困ると思ってる人)
あの猫、怪我してるみたいだよ。と。
数日前に、血溜まりがあった。と・・・
前夜のご飯デリバリーの時は、特に変わった様子もなく、テトテト歩いていたのだけど・・・
と思いながら、様子を見に行くと、確かに足の関節部分が丸く破れて、血が出てる
いつも、暗い場所でしか見てなかったから、明るい場所で見たうしこは、ホント弱々しかった・・・
もう、保護しようと思った
捕獲器を持ってきてしかけたのだけど、経験猫は、なかなか入らず
捕獲器の横で待機するうしことの話し合い
『うちに来るなら入りなさい』
私が近づくと、か細い声で『二ャ―』と言うのだけど入らず・・・
捕獲器の扉を手で押さえ、ご飯の器をうしこの鼻先に持っていき、そのまま捕獲器に誘導
体半分は入るのだけど、手を抜こうとすると、うしこも一緒に出ちゃう・・・を何度も繰り返し(笑)
このままでは、ご飯がなくなっちゃうよと思った時、落ちてる小枝を発見
小枝で、ご飯の器をグイグイ押し込むと、それにつられ、うしこも中に入っていく・・・
扉を閉めるタイミングを失敗しないように
失敗したら、次はない・・・
最後に残った片足が入った瞬間、扉を閉めた❗
ビックリして後退りするうしこ
それを、力ずくで押し込む私
抵抗する力も、そんなになかったのかな
無事保護できた
けど、久々に、手が震えたーーー
そして、すぐ病院へ・・・
診察の結果、軟部組織肉腫ではないかと。
日に日に大きくなって、破裂してしまったらしい。
病理に出さないと、悪性か良性かはわからないのだけど、悪性だとしても、他の臓器に転移する可能性は少ないと。
私は、うしこに、最後は温かい場所でと思ってた。
エサやりさん情報から、勝手に決めた年齢は13才
お外で、こんなにも頑張ってきたうしこに、あとはゆっくりとしてもらいたい・・・
先生にも、私の気持ちを話した。
とりあえずは、患部の処置、ノミダニ駆除、ワクチン、ウィルスチェックをお願いし、入院。
さーて、これから忙しくなるよ
先住のシィスゥの説得もしないとーー
うしこは、ウシコとなって、私達の家族となります
甘えん坊大将軍のシィちゃんが、どうなることやら、こうご期待