軽くサラリとした風合い、風通しが良く、日本の夏に適したきものとして昔から着用されてきた「芭蕉布」。
芭蕉布は、糸芭蕉という植物の繊維から作った糸で織られますが、糸づくりの工程から膨大な時間を要するそうで、
本場 沖縄県大宜味村喜如嘉(きじょか)で年間250反ほどしか作られていないそうです。
以前「美の壺」で も芭蕉布をやっていましたが、今回は”沖縄戦で途絶えた技を、戦争で夫を亡くした女たちが復活させた”
歴史にも迫るようです。美しいものには汗と秘密がある・・・チャンネルはEテレ、必見です!

日曜美術館「琉球の風を纏(まと)う 喜如嘉の芭蕉布」

涼やかな風纏う布・芭蕉布。より薄く、より軽く、沖縄県喜如嘉の女たちは、蒸し暑い琉球の風土の中で“トンボの羽”ような布を求めてきた。
3年かけて糸芭蕉を育て、繊維を取り出し、一本の糸22000回繋ぐことで一枚の布が出来上がる。
より薄く、より軽く、喜如嘉の女たちは、まるで“トンボの羽”ような布を追い求めてきた。
沖縄戦で途絶えた技を、戦争で夫を亡くした女たちが復活させた悲劇の歴史。500年を越える伝統の技の秘密を追う。

【司会】小野正嗣 柴田祐規子

放 映 日:2020年3月1日(日) 午前9:00~ 9:45
再 放 送:3月8日(日)午後8:00〜

チャンネル:NHK Eテレ

公   式:日曜美術館 公式サイト

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▶ 芭蕉布について事前に知識を得ておく → 喜如嘉の芭蕉布保存会
  芭蕉布について事前に知識を得ておく → 大宜味村 芭蕉布の里

▶ 楽天市場で厳密に検索した結果を見る → 芭蕉布

夏きものでよく聞く「絹芭蕉」は省かれるようにして検索しました。
(ちなみに絹芭蕉は絹糸で琉球絣風に作られたもので、芭蕉布とは全く別物です。)