KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

続コロナウイルスパンデミックの感染防止対策ーウイルスの専門家の記事から

日本もそうだったが感染者の大半が軽症もしくは殆ど症状がない状態なので水際対策も全世界的に遅れがちでそれが感染拡大の原因にもなっている。イタリアは特に医師不足と高い高齢者率が今回のコロナウイルスの状況を悪化させた点もあるだろう。

参考までに中国に次ぐ感染者数だった韓国は時間の経過とともに感染率は大幅に下がり、致死率も世界平均から見れば異例と言っていいほど低い。それは早期の治療を可能とする早期発見と広範な検査で軽度および無症状の感染者が確認されることで感染件数の総数は押し上げられるが、その一方で致死率は下げることができたという。

参考にできるのではと思う

www.afpbb.com

エボラ出血熱の世界的な専門家で北大人獣共通感染症センター教授・高田礼人氏の今回の新型コロナウイルス(COVID-19)について次のように述べている。

www.hokkaido-np.co.jp

感染方法は

1.くしゃみやせきをした際、口の中のウイルスをつけて吐き出されます。これを吸い込むことで飛沫(ひまつ)感染する

2.皮膚の接触ではうつりませんが、ウイルスが付いた手で鼻や口を触れると感染する。

3.せっけんなどの界面活性剤やアルコールは、コロナウイルスの脂質の膜を破るため、不活化に有効。洗剤で衣類を洗濯したり、食器を洗えば感染の心配はないとのこと

4. せっけんなどの界面活性剤やアルコールは、コロナウイルスの脂質の膜を破るため、不活化(殺す)に有効。洗剤で衣類を洗濯したり、食器を洗えば感染の心配はないとのこと

5.感染予防の基本はウイルスを「薄めること」です。空間中のウイルスを減らすため、換気が重要

 信じられない、こんな簡単なことで、という声が返ってきそうだが、マメに石鹸等で洗うことで感染防止に役立つらしい。下の文章によると石けんや洗剤の分子とコロナウイルスの膜を構成する分子は似ていて、洗剤は脂質二重層膜を乱してコロナウイルスを破壊するという。

konamih.sakura.ne.jp

いずれにせよ頻繁すぎるくらいの手洗いを石鹸等で行うことで感染のリスクをかなり下げることができることは間違いない。

 だから繰り返すが日本のみならず世界のコロナウイルスの反応は異常であり、石鹸やアルコールでの手洗いを頻繁にさえ行っていればそれほど恐れるにたらないのだ。

早く世界中の人が冷静になり、このパニック的な状況から一刻も早く脱却してほしいと願うばかりである。

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