KyojiOhnoのブログ

作曲家、編曲家、ピアニストそして製作会社の経営者ですが、ここでは音楽以外の社会一般のことの雑感について書きます。

バイデン大統領当選にからんで思う事

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大統領に当選確実が出た後のジョーバイデン氏と次のファーストレデイのジル
いやー長かった。日本時間4日の水曜日以降CNNをつけっ放しだったがここまで時間がかかるとは、
これというのもコロナ対策で郵便投票が増えたから。トランプ支持派が不正を主張しているが事前登録(知らない人も多いがアメリカでは大統領投票に事前登録する)の署名との照合が必要だったため。1つ1つ確認しながら集計したためこれだけ時間がかかった
 
ようやく決まったがまだ紆余曲折あるかも。しかしトランプやその支持者が主張する「不正」は全く根拠のないものだけど、ネットではいまだにそれを拡散している人が少なくないのは困ったものである。郵便投票に不正が殆ど不可能に近いのは
 
①登録と投票用紙のサインの筆跡鑑定が必要とされる。数万票も捏造できないし、してもすぐバレる。
②集計所でしか開封できない。両党の監視の下で数万票を入れ替えられない。
③同じ投票用紙で行われた上下院選挙で民主党は苦戦している。
  (町山智浩氏 のレポートより)
ということだという。
CNNやFOXその他の現場のレポートをみても「不正」のエビデンスは一切見つからないという。(相変わらずネット、SNSではそういうデマを拡散している輩が後を絶たないが) 従ってトランプが選挙結果を告訴したところでおそらく無駄である。
 
 
 
 
IT先進国で郵便投票?と思うかもしれないが実はアメリカの僻地向けには以前からやっていたので実は珍しくはない。ただこれほど多くの郵便投票数は想定していなかったはず。それが影響したのかは不明だがバイデンもトランプも史上最高の得票数を獲得。トランプなどは昨年当選した時の得票数より遙かに多い。投票率はまだ発表されていないが、たぶん史上最高の投票率だろう。
「投票所に行かない」というのがかくも投票率をあげるのだろうか?日本では郵便投票は難しいかもしれないが、不正を防止できるセキュリテイさえ確立すればインターネット投票だと確実に投票率が上がるということだ。最も不正防止対策の確立ができれば、だが投票率の低下に悩む日本でも参考になれば、と思う。
あとなかなかバイデンの当確が出なかったのは残りの5州で予想以上に接戦だったからで、事前の「バイデン圧勝」の世論調査とは大きく違う展開となった、事前の世論調査というのはいかにあてにならないものか、という点。何がトランプ劣性だ。世論調査の信頼性というのは所詮その程度のものなのだ。
日本でも安倍や菅が半分以上の支持を得ているという世論調査があるが、それもかなりあてにならないという風に考えることができる。
いずれにせよ4年ぶりに人格的にも安心できる人物が大統領になった。
是非その流れを日本にも呼び込んでほしいものだ

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