今年もいよいよ大晦日。
カンボジアは二時間遅れですが、数時間後に2021年を迎えます。
世界的に大騒ぎの1年でしたが、作物は普通に育ち、農家は何事もなかったかのように作物を育てています。(←ここで年が明けた・・・)
あらためて、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
旧年中はお世話になりました。
ブログの更新回数が少なくて申し訳ありません。一説によると、毎回が長すぎるので,コマメにアップしろという話もありますが。(笑)
今年は新たな動きがありそうな気がします。
収入と見合ったことしかできませんので、今年もそれなりのスピード感でライフワークを楽しんでいきます。
日本にいれば暮らすのがやっとの収入ですが、カンボジアにいるとまあそれなりの活動はできます。
貯金はできませんが(笑)。
知人にお誘いを受け、新年のご挨拶と会食に行ってきました。
(今ココ)
カンボジアにいると日本人は少ないので(4千人弱)、意外な方々にお会いする機会があります。
大使館の方、日本の上場企業の駐在の方、大手製造会社の責任者などなど。挙げればキリがありませんが、日本で農場をやっている限り決して出会うことのない業種の方と、居酒屋のカウンターで同席することも珍しくありません。
何が起きるという事ではありませんが、日本にいるよりも日本を俯瞰できる気がします。
カシューナッツ畑
数カ月雨が降らない環境でも、たくましく育ちます。
この範囲で約10ヘクタール、最低このくらいじゃないと農場としては採算が合いません。
届いたばかりのカカオの苗。
マイブームですが、今年は試験栽培を始めます。
もう一つのマイブームは胡麻。
今年はこれも手掛けたい作物です。
最新情報はこの苗。
オリーブです。さて、どうなることやら。
資金も組織もないので、手探りでいろいろ取り組んでいます。
カンボジアは胡椒、マンゴー、カカオ、コーヒーなどの緯度にある国です。ほかには柑橘類や生姜、大豆、トウモロコシなど、日本と同じ種類の生産も行われています。
私の知る限りの農業関係者は多分数十人。
日本での農家経験者は、今日現在いません。
それでも、カンボジアで農業の現場で頑張る方は数人います。よき理解者でもあり、よきライバルでもあります。
カンボジアの農業は日本とはずいぶん常識が違います。
腐植のほぼない畑、乾季にはコンクリートのようになります。
それでも、皆さん苦労されて野菜や果樹を育てています。
農業関係者の方々が資材や施設を提供してくれています。
小さな成功はそれに続く農業関係者の灯台になります。
農業は農家だけでは成り立ちません、種、肥料、資材、施設、機械など、農業を取り巻く多くの農業関係業種の方々の協力のもとに成り立っています。
もちろん農産物を販売する方、広く消費者に提供する卸売業界や飲食業界の方々の協力も必要です。
コロナで振り回された昨年ですが、農業(農家)は何があっても止まることなく動いています。これからもそうだと思います。
私も当分はカンボジアの農業と付き合っていこうと思います。
先がどうなるか、多少の心配はありますが、そろそろこの国に痕跡を残したいと思う今日この頃です。
気ままなライフワークブログは続けます。
何かの参考になりましたら幸いです。